PS5『アストロボット』売上150万本突破。“GOTY候補浮上”の人気作、売上も絶好調

ソニーグループは11月8日、2024年度第2四半期の決算発表をおこなった。このなかでは『ASTRO BOT(アストロボット)』の売上が150万本を突破していることが明かされている。

ソニーグループは11月8日、2024年度第2四半期の決算発表をおこなった。このなかでは『ASTRO BOT(アストロボット)』の売上が150万本を突破していることが明かされている。

『アストロボット』は三人称視点のアクションゲームだ。PS5の同梱ソフトとして提供されている『ASTRO’s PLAYROOM』の続編として、PS5向けに9月6日に発売された。開発は『ASTRO’s PLAYROOM』やVR向け『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』を手がけた、東京に拠点を置くTeam ASOBIが担当している。


本作の主人公であるアストロは、PS5を模した宇宙船にて航行中のところを襲われ墜落。仲間のボットたちは散り散りになり銀河中へ投げ出されてしまった。アストロは仲間を探すため、銀河各地の惑星を探索することとなる。ゲームプレイとしては、DualSenseのアダプティブトリガーやハプティックフィードバックを活かした多彩なアクションが特徴となっている。またPlayStationの30周年を記念して、有名ゲームタイトルの登場キャラの格好をした「VIPボット」も多数登場する。

今回、ソニーグループの2024年度第2四半期の決算発表の中で、本作の売上が150万本を記録していることが明かされている。発売から58日後となる11月3日時点での売上となるそうだ。特にPS5専売ソフトという点を踏まえると、好調な売上記録といえる。

本作は発売後メディア・ユーザーの双方から高い評価を獲得し、レビュー集積サイトMetacriticでは本稿執筆時点でメタスコア94・ユーザースコア9.3を得ている。また発売後にはSNS上でも大きな盛り上がりを見せ、年末年始にかけての各種アワードでのゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)候補になりうるとの見方も散見される。そうした高い評判も売れ行きを後押ししたのだろう。

なお『アストロボット』では10月17日より5週間連続で無料アップデートによる新ステージ追加がおこなわれており、昨日11月7日には第4弾となる「上昇気流!バルーンGO!」が実装。来週11月14日には第5弾となる「あちあち高温クライミング」が実装予定だ。そうしたコンテンツ拡張によって今後さらなる売上成長も期待されるところ。また今後もアップデートなどで新展開がおこなわれるかどうかにも注目したい。

ASTRO BOT(アストロボット)』はPS5向けに販売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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