PS5累計販売台数9200万台突破、ついにPS3の売上台数を超える。アクティブユーザー数も過去最高を更新
ソニーグループは2月5日、「2025年度第3四半期」の業績を発表した。昨年10月~12月でPS5は累計800万台を販売したという。

ソニーグループは2月5日、「2025年度第3四半期」の業績を発表した。決算資料にて、PS5の累計販売台数がPS3を上回ったことが明らかになった。また、PlayStation Networkの月間アクティブユーザー数も過去最高を記録している。
PS5(PlayStation 5)は、2020年11月に発売されたコンソール機だ。高速SSDを標準搭載し、ロード時間の大幅な短縮や、スペックを活かした美麗かつ高フレームレートな描写が特徴。4K解像度でのゲームプレイやレイトレーシング表現にも対応する。また、触覚フィードバックやアダプティブトリガーを備えた専用コントローラー「DualSense」により、従来とは異なる没入感を実現。PS4タイトルとの後方互換性を備えている点も特徴だ。

そんなPS5について、ソニーの第3四半期(10月~12月)決算の補足資料によると、3か月で800万台を販売したという。ソニーのビジネス経緯における「ハードウェア全世界累計販売台数(セルイン)」によると、PS5の販売台数は2025年9月30日時点で8410万台以上。つまり、12月末時点で9210万台以上の累計販売台数となる。同ページのPS3は2017年時点で8740万台以上であるため、公式発表されているPS3の世界累計販売台数を超えたかたちだ。
CircanaのアナリストMat Piscatella氏によると、ブラックフライデー週の米国ではPS5が大きく牽引するなど好調な売上が伝えられていた。同期間にはセール価格として海外で大幅な値下げがあったことや、日本では11月21日に日本語専用モデルとして実質的な値下げがおこなわれたことも売上に繋がったのだろう。
また補足資料によると、12月の月間アクティブユーザーは1億3200万人に到達。前年同期比で800万人増加しており、過去最高を記録している。新規ユーザーに加えて、既存ユーザーによるエンゲージメントも継続していることがうかがえる。実際に遊んでいるユーザー数が増えている点は、プラットフォームとしての好調ぶりを示す指標と言えるだろう。
一方で、前年同期比としてはPS5の販売台数は150万台減少。これにともない、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野の売上高は4%減しつつ、営業利益はネットワークサービスや自社制作ソフトウェア販売数の増加により19%増となっている。PS5は6年目に突入し、四半期ごとの販売台数はピークを越えているものとみられる。
ちなみに、これまでソニーのコンソール機は6年前後で次世代機が登場してきたが、2025年10月に公開された公式動画においては将来のコンソールが数年後に登場する見込みであることが示唆されていた。引き続きAMDとの共同プロジェクト「Project Amethyst」で技術開発が進められているようで、今後の動向が注目される。

なお、 ゲーム&ネットワークサービス分野の営業利益において、マイナス要因として「ハードウェアの損失拡大」が挙げられている。同期間の値下げによるものとみられるものの、今後は昨今のメモリ高騰の影響も懸念されるところだろう。6年目を迎えるPS5がどのように存在感を維持し、次世代機までつなぐのかにも注目される。
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