キテレツ日本田舎町オープンワールド『プロミス・マスコットエージェンシー』発売。元ヤクザ(CV: 黒田崇矢氏)が軽トラで町を爆走するゆるキャラスカウトゲームが、ついに出た

Kaizen Game Worksは4月11日、『プロミス・マスコットエージェンシー』をPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けにリリース。なお4月10日にはすでにNintendo Switch版がリリースされている。

Kaizen Game Worksは4月11日、『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』をPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売した。本作はマルチプラットフォームで展開されており、Nintendo Switch版がすでに販売中だ。なおゲーム内は日本語表示に対応する。

『プロミス・マスコットエージェンシー』は、元極道がゆるキャラのマスコットを派遣して会社を経営していくゲームだ。主人公のミチこと菅原道真は、ある理由から九州に追放されてしまう。「過疎町」と呼ばれる寂れてしまった田舎町を舞台に、ミチはマスコット派遣事務所を立て直すことになる。そしてそのなかで、自身の追放に隠された真実に迫っていく。

本作はオープンワールドのゲームとなっており、主人公は軽トラに乗って町を移動できる。ジャンプやブーストなども使用可能な軽トラは機動力に優れており、縦横無尽に町を探索可能。過疎町は寂れてしまってはいるものの、役場や商店街などのロケーションはバラエティに富んでいる。本作の風景には独特な雰囲気があり、夕暮れ時に川の美しさは自然の豊かさを実感させる。

本作におけるマスコットは「有史以来ずっと人類と共存してきた知的生物」という存在だ。舞台となる町には数多くのマスコットが住んでおり、主人公は出会ったマスコットを自分の事務所にスカウトする。マスコットたちは誰もが個性豊かで、得意とする能力や将来の夢も違う。スカウトする際にはマスコットの希望を理解しつつ、プレイヤーとマスコットが納得できる契約を結ぶことが重要だ。主人公が経営するのはマスコット派遣事務所であり、ほかの会社からさまざまな依頼が舞い込む。マスコットの適性を見極めて、どの仕事に派遣するのかが成功のカギとなるだろう。

ただし、マスコットの派遣後にトラブルが発生することもある。たとえば、狭い出入り口でマスコットが引っかかってしまったり、悪質なクレーマーにマスコットが付きまとわれてしまったりというようなことだ。そうしたトラブルについては、主人公が解決に乗り出すことになる。具体的には、町で出会うさまざまなキャラクターを表した「ヒーローカード」を使ったバトルで、マスコットを助ける。

そんな本作がPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sに向け本日発売された。なおNintendo Switch版が先んじて4月10日にリリースされている。

本作を手掛けるのは英国に拠点を置くKaizen Game Worksで、オープンワールド殺人ミステリーゲーム『パラダイスキラー』を手がけたことで知られる新進気鋭のスタジオだ。同スタジオで第2作目となる本作では、主人公のミチの日本語版キャラクターボイスを『龍が如く』シリーズの桐生一馬役で知られる声優の黒田崇矢氏が担当している。

またUNSEENの中村育美氏と待鳥まい氏がコンセプトやアートディレクションを手がけており、『バイオハザード』シリーズなどに携わる作曲家の小池令氏、漫画家インコ・アイ・タキタ氏など、多彩なクリエイターが参加。多彩な座組も注目されているかたちだ。

『プロミス・マスコットエージェンシー(Promise Mascot Agency)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|Sが発売中。リリースを記念して定価の10%オフで購入可能なセールが開催中だ。

【UPDATE 2025/4/11 0:38】
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Ryuichi Kataoka
Ryuichi Kataoka

「ドラゴンクエストIII」でゲームに魅了されました。それ以来ずっとRPGを好んでいますが、おもしろそうなタイトルはジャンルを問わずにプレイします。

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