『ポケモンGO』新イベントにてリモートレイドの制限がぐっと緩和。シャドウレイドだけどリモート参加可能、上限も引き上げ

Nianticは1月15日、『ポケモンGO』の新イベントとなる「ホウオウ」シャドウレイドデイの詳細を発表した。同イベントではシャドウレイドながら、リモートレイドパスを用いて参加できるという。

Nianticは1月15日、『ポケモンGO』の新イベントとなる「ホウオウ」シャドウレイドデイの詳細を発表した。同イベントではシャドウレイドながら、リモートレイドパスを用いて参加できるという。同イベントは日本時間1月19日14時から17時にかけて実施予定。

『ポケモンGO』は、任天堂とNianticが手がける位置情報ゲームだ。本作では現実世界とリンクしたフィールドを実際に歩いて探索。出現するポケモンたちを捕まえたり育成したり、トレーナー同士でのバトルやポケモンの交換などさまざまな楽しみ方ができる作品だ。

今回、本作のイベントである「ホウオウ」シャドウレイドデイについて詳細が発表された。同イベントの開催期間は日本時間1月19日14時から17時まで。同イベントでは色違いあるいは強力なステータスをもつホウオウに出会いやすくなるという。またイベント中二わざマシン スペシャルを利用することで、スペシャルアタックの「せいなるほのお」を覚えさせることも可能だ。

そして同イベントに際しては、シャドウレイドの仕様が変更予定。リモートレイドパスを用いて、シャドウレイドにもオンラインで参加できるようになる。

シャドウレイドは、協力型のコンテンツであるレイドバトルの一種。レイドバトルとは、ほかのプレイヤーと協力して手強いボスポケモンと戦うアクティビティだ。レイドバトルにおいては、本来であればボスポケモンの出現位置まで現実世界で近づかなければならないものの、有償アイテムであるリモートレイドパスを使用すればオンラインでも参加が可能。プレイヤーが集まりにくいといった、レイドバトルに参加しづらい地域に在住していても、手軽にレイドバトルを楽しめる方法といえる。


しかしこれまでシャドウレイドなど一部のレイドバトルについては、リモートレイドパスでの参加は不可能であった。今回本作で初めてシャドウレイドにもリモートレイドパスで参加できるようになり、制限が緩和された格好だ。また今回はさらなる特別仕様として、日本時間1月19日9時から1月20日12時までリモートレイドの参加回数上限が20回に引き上げられるという。

ちなみにリモートレイドは、2020年4月に実装されたシステムだ。当初は新型コロナウイルスが流行する状況で自宅でも遊べる新たな仕組みとして想定されていたとみられる。一方でコロナ禍が収束を見せるにつれて、リモートレイドパスの値上げや、リモートレイドに1日5回までの参加上限が設けられるといった仕様変更もおこなわれてきた(関連記事1関連記事2)。あくまで位置情報ゲームとして、外で遊ぶユーザーを増やす方針があったことも垣間見える。

とはいえ先述のとおり、リモートレイドは主にレイドバトルに参加しづらい地域に在住するユーザーや、対面でレイドバトルに参加しづらいといったプレイヤーなどから好評を博すシステムとなっていた。一方で値上げや上限回数の実装には反発する声も寄せられていた状況がある。

そうしたなかでこれまでには一部のレイドバトルにてリモートレイドの上限が10回に引き上げられるといった施策も見られた。そして今回はシャドウレイドでのリモートレイドが解禁。参加上限回数の引き上げも実施されるという制限緩和が実施される格好だ。SNS上では喜びの声も集まっており、あくまでイベントに際しての期間限定仕様とみられるものの、こうした仕様がふたたび採用されるかどうかも注目されるところだろう。

ポケモンGO』はiOS/Android向けに配信中だ。「ホウオウ」シャドウレイドデイは日本時間1月19日14時から17時まで実施予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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