異常領域調査サバイバルドライブ『Pacific Drive』売上100万本突破。“発売後も活発アプデ”が功を奏してか、売れ続けて大台達成
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Kepler InteractiveおよびIronwood Studiosは2月20日、サバイバルゲーム『Pacific Drive』の販売本数が100万本を突破したことを発表した。本作は2024年2月22日にリリースされた作品で、約1年での大台突破となった。
『Pacific Drive』は一人称視点で繰り広げられる、ドライビング・サバイバルゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5。ゲームは日本語表示に対応している。
舞台は異常現象に満ちたアメリカ太平洋岸北西部のオリンピック半島。プレイヤーは相棒たる愛車に乗り、隔離ゾーンと呼ばれる、廃れた研究所の区域に立ち入ってしまう。隔離ゾーンではさまざまなアノマリーが発生しており、プレイヤーはそんな危険区域を探索しつつ資源を回収。持ち帰った資源で車の修理・アップグレードをおこない、再び探索に出向くことになる。
探索中では、戦闘をこなす必要こそないものの、アノマリーに巻き込まれてしまって体力が尽きてしまうことがある。ほかにもバッテリー切れやガソリン切れとなって車が立ち往生しても、隔離ゾーンからの脱出が不可能となり、探索は失敗となってしまう。資源やアノマリーの状況を絶えず把握しつつ、探索を進めていくことが重要となる。
そんな『Pacific Drive』について、今回累計売上本数が100万本を突破したことが明かされた。本作は2024年2月22日にリリースされた後、Steamにてさっそく同時接続プレイヤー数が約1万8000人を記録。Steamユーザーレビューも好評で、本稿執筆時点では約1万5000件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
本作では隔離ゾーンで集めた資源で自由な装備カスタマイズをおこなえる。内装のデコレーションやペイントといった要素もあるため、とことん自分好みの車両を作れるとして好評となっている。ほかにもドライブとローグライク要素が融合したゲームシステムや、特徴的な雰囲気も持ち味として評価されている。そうした好評が相次いだこともあり、発売後1年での100万本売上を達成したようだ。
ちなみに本作はリリース後もフォトモードの追加やコスメティックの追加、新要素の実装など、さまざまなアップデートが施されてきた。そうした新展開が続けられたこともあってか、SteamDBを見ると、シングルプレイゲームながらも1000人前後のプレイヤーベースを維持してきたようだ。たびたびセールも実施されており、継続的な施策も売上を後押ししてきたのだろう。
なおIronwood Studiosによれば、本作に向けては2025年もアップデートの予定があるとのこと。アップデートは本作最大規模のものになるとの予告もされており、詳細の発表も注目されるところだ。
『Pacific Drive』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに販売中だ。なお各プラットフォームではそれぞれ定価の40%オフとなるセールを実施中。ストアによってセールの終了時刻は異なるが、最短はSteamで2月21日午前3時までとなっている。