Devolver Digitalは10月16日、Nomada Studioが手がけたアクションアドベンチャーゲーム『Neva』を配信した。対応プラットフォームはPC（Steam）/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S。本作は、さっそく非常に高い評価を獲得している。
本作は、主人公の女性がオオカミと一緒に、滅びゆく世界を冒険するアクションアドベンチャーゲームだ。スタジオジブリ作品や、『ダークソウル』などのフロム・ソフトウェア作品などから影響を受けて開発されたという。
『Neva』の主人公は、闇の力による悲劇に襲われた少女Albaだ。本作の舞台となる世界は、かつては美しい光景が広がっていたものの、徐々に崩壊し死へと向かっている。Albaは、好奇心あふれる白い子オオカミと共に、そんな危険な世界を冒険する。
本作にてプレイヤーは、闇のモンスターと戦ったり、二段ジャンプや空中ダッシュを駆使したプラットフォームアクション、あるいはパズル要素をこなしたりしながらステージを進んでいく。Albaは剣を武器とし、さまざま現れる敵やボスと対峙。上手く攻撃をかわしながら倒していく。
また本作は複数の章にて展開され、ゲームを進め季節が進むごとに、共に行動するオオカミが成長していくことが特徴だ。オオカミは最初は幼くか弱い存在で、進行するルートを切り開いてあげたり、はぐれてしまって助けに向かったりなど、プレイヤーが面倒を見てあげなければならない。ただ、その後頼もしく成長し、敵への攻撃やギミックの操作などで、逆に力を借りる場面が増えていく。
本作は10月16日に配信され、本稿執筆時点でSteamのユーザーレビューでは約700件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。PlayStation Storeでのプレイヤー評価においても、約200件が投じられ4.96（5点満点）と非常に高い評価を得ている。また、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは86（PC版）。100点満点をつけたメディアも複数存在する。
レビューでは、言葉を使わず少女とオオカミの絆が描かれる感動的な物語や、程よく歯ごたえのあるバトル要素（物語を楽しむための無敵設定あり）などが好評。世界観については、「もののけ姫」を連想するという意見が聞かれる。また開発元は、Steamにて同じく「圧倒的に好評」ステータスを獲得した『GRIS』を手がけたことで知られ、同作でも好評だった水彩画風ビジュアルの美しさも絶賛されている。
『Neva』は、PC（Steam）/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに配信中だ。
