ヤンデレ美少女ホラー『MiSide : ミサイド』連日同接プレイヤー約2万人の大盛況続き、開発者も驚く。無料アプデ実施とともに喜びの報告

AIHASTOは12月25日、美少女ホラーゲーム『MiSide : ミサイド』にて新機能「撮影モード」含むアップデートを配信した。なお本作はリリースされてさっそく、多数のプレイヤーが遊ぶ人気作品となった。その人気ぶりにAIHASTOも驚いている。

デベロッパーのAIHASTOは12月25日、美少女ホラーゲーム『MiSide : ミサイド』にて新機能「撮影モード」含むアップデート、Version 0.91を配信した。なお本作はリリースされてさっそく、多数のプレイヤーが遊ぶ人気作品となった。今回のアップデートのパッチノートでは、その人気ぶりにAIHASTOも驚いていることが綴られている。

『MiSide : ミサイド』は主観視点で進行する脱出型のホラーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示、日本語音声に対応している。本作の主人公は、美少女ミタとの同棲を楽しむモバイルゲームで遊ぶプレイヤーだ。モバイルゲームではミタの同棲相手として、ミニゲーム形式の片付けや料理の世話を行っていく。ミタの友好度を上げたある時、気がつくと、主人公はなぜかミタの家に迷い込んでしまう。プレイヤーは主人公を操作し、ミタとの違和感のある共同生活を共に過ごす。そして、ミタの家からの脱出を目指す。

ミタの家は、リビング、キッチン、ベッドルームなどが存在するごく一般的な住居だ。しかし、玄関から家を出ようとすることをミタは許さない。そのため、ミタの目を盗みつつ、脱出経路を探すのだ。また、脱出を図るなかであらゆる奇妙な出来事に遭遇する。謎の装置、壁に書かれた血の文字、不気味な映像。主人公はなぜゲームの中の世界に入ってしまったのか、そしてミタは何者なのか、ミタの家に何があるのか。プレイヤーは、ミタの家を探索する中でこれらの謎を解き明かしていくのだ。

本作を手がけるのは、2人組のデベロッパーであるAIHASTOだ。過去には、『Wire Lips』や『Umfend』などのホラー探索ゲームをitch.ioにて公開。AIHASTOのゲームは、カラフルなアニメに触発された作風を持ち味としているそうで、本作もアニメの美学に倣って制作したという。

『MiSide : ミサイド』は、発売される前からデモ版などを通じてSteamのウィッシュリスト登録者が約15万人を突破していたタイトルだ。その注目度の高さから12月11日のリリース後も、日を追う事に数千単位でプレイヤー数が増えていった。12月21日には、ピーク時で約2万4000人の同時接続プレイヤー数を記録した(SteamDB)。その後も約2万人の同時接続プレイヤー数を維持している。

またSteamユーザーレビューでは独特のコンセプトとホラー要素を含むシナリオ展開が好評を博し本稿執筆時点で約4万2000件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを記録。前評判や口コミからか、かなり多くのプレイヤーに遊ばれているようだ。

そうした人気に開発者であるAIHASTOも驚きを隠せない様子だ。12月25日に配信されたアップデート、Version 0.91のパッチノートでは、「ゲームリリース前は、『MiSide : ミサイド』がこれほど人気になるとは思ってもみませんでした。」とコメント。続けて今後もゲームの改良や、予定されているコンテンツの制作の継続や、「ゲーム内外のあらゆる側面をカバーする今後の計画」についても検討されていくという。新しい計画がまとまり次第、発表されるとのことと語っている。ゲーム内にとどまらない新展開も期待されるところだろう。

なおこのたび配信されたアップデートでは、新たな機能として「撮影モード」が追加。この機能は、ゲームのプレイ中オプションにて自由にスクリーンショットの撮影ができる、他のゲームでいうところのフォトモードとなる機能だ。カメラアングルや明るさ、エフェクトなど細かい設定も可能となっており、ミタのかわいらしいシーンやミタの家で起きた惨劇などを好きなように写真に収めることができる。

今回の「撮影モード」の追加以降も本作の開発は続けられる模様。2025年にはミタとの新たな交流がたくさんできる「Living Together (同棲生活)」モードが追加される予定となっている。また、多くのプレイヤーの要望があれば、モバイル版やコンソール版の制作も前向きに検討されていくという。今後も『MiSide : ミサイド』の動きに注目していきたい。

『MiSide : ミサイド』はPC(Steam)向けに配信中だ。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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