メカ大改造ローグライトアクション『メタルブリンガー』3月12日発売へ。人型アンドロイドや重機をカスタマイズ、敵機粉砕の爽快アクション
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弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは2月21日、『メタルブリンガー』を3月12日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PC(Steam)で、価格は税込1980円。発表にあわせて、体験版のアップデートもおこなわれている。
『メタルブリンガー』は、コールドスリープから目覚めた少女がロボットを駆使して多数の敵と戦う、ローグライトアクションゲームである。本作では主人公の少女スーリアがコールドスリープから目を覚ますと、1000年の時間が経過していた。何らかの事情により研究施設メル・ラボでコールドスリープしていた彼女は外が危険であるため、人型アンドロイド「レイバー」を遠隔操作して探索を開始。相棒のバドとともに生き残りの人類を探すべく、調査を進めていく。惑星再生計画とは何なのか。なぜコールドスリープしていたのかなど、ストーリーを通して世界の謎が明かされていくのだろう。
スーリアはまず人型アンドロイドを組み立てて、調査に旅立つ。本作では操作キャラクターとなるレイバーや、レイバーが乗り込む重機「アームズ」などがカスタマイズできる。パーツや色の指定も可能。性能やデザインを決定し、さまざまなパターンから好みのメカが作り出せるそうだ。
また施設の外では、スーリアの前に大量の敵が立ちはだかる。本作では、パーツに耐久性が設定されているものの、倒した敵ロボットなどからパーツを調達できる。さらにディスクを手に入れると、特殊効果をもったアプリのインストールが可能。パーツの調達やアプリのインストールを繰り返し、キャラクターを強化しながら戦いを展開していくのだ。ゲームプレイ後、ショップで解析するとアプリやパーツがカスタマイズへ使用可能になるという。繰り返しのプレイによって、好みのパーツや能力をもった機体で、遊べるようになっていくようだ。ドット絵風のグラフィックなども特徴だろう。
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本作は、国内の企業アルファウィングが手がけている。直近の作品としては、2022年に『サムライブリンガー』をリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で913件中88%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。プレイヤーからは、引き継ぎ要素が多く爽快なゲームプレイが展開される点などが評価されていた。
本作では、漫画家のヤスダスズヒト氏がキャラクターデザインおよびキーアート、小説家の篠崎砂美氏がシナリオ制作に参加している。またSteamでは、2024年10月に公開された体験版でのフィードバックを受けて、体験版が刷新されている。具体的にはチュートリアルの改善や、難易度曲線などを含むゲームバランスの調整、世界観に関わるイベントといったストーリーの追加が実施。体験版専用プレイモードとして,ストーリー序盤がプレイできる新参者と、強化済み機体を使って戦う激闘が追加されており、改善されたゲームプレイが体験できるようだ。なお刷新された体験版は、結果を受けて製品版の調整が実施予定であるため、製品版へのセーブデータ引き継ぎには対応していないそうだ。
『メタルブリンガー』はPS5/PC(Steam)向けに、通常価格税込1980円で3月12日発売予定だ。また体験版は、Steamにて公開中となっている。