「魔法使いの嫁」のゲーム『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』10月2日発売へ。記憶喪失の少女を巡る物語を描く「まほよめ」初のゲーム化

ブシロードは3月23日、『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』を10月2日に発売すると告知した。漫画「魔法使いの嫁」を原作とした、初のビジュアルノベル作品である。

ブシロードは3月23日、『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』を10月2日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)で、通常版の価格は税込5280円。発表にあわせて、キービジュアルやオープニングムービーも公開されている。

『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』は、漫画「魔法使いの嫁」を原作とした、初のビジュアルノベル作品である。オリジナルの「魔法使いの嫁」は、2013年に連載開始されたヤマザキコレ氏による漫画作品だ。主人公の羽鳥チセは、人ならざるものが見えるため、周囲から疎まれて育ってきた。同作ではそんな15歳のチセが、人外の魔法使いに弟子として、花嫁として迎えられる。人と人ならざるものの交わりが描かれていく。

同作は、コミックス累計1200万部を突破。アニメ化などメディアミックスも実施されている。また同作は、マックガーデンによる「コミックブレイド」などにて連載されてきたが、2023年にブシロードワークスへ移籍し、現在はWEBマンガサイト「コミックグロウル」にて連載中となっている。


本作『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』では、夜のロンドンで孤独に生きる人ならざる者(ソル)が、霧の中で助けを求める少女と出会う。ソルは、記憶喪失の少女レディを闇から救ったことをきっかけに、彼女と友達になる。またソルは、少女の記憶を取り戻すために、妖精たちの噂で聞いた茨の魔法使いエリアスとチセのもとへ向かうのだった。

本作はジャンルとしては、ビジュアルノベルとされている。ゲームプレイの詳細は不明ながら、記憶喪失の少女レティや、彼女にソルと名付けられた人ならざる者が登場し、「魔法使いの嫁」の新たな物語が描かれるのだろう。なお今回の発表では、対応プラットフォームも決定。先日のタイトル発表時点ではNintendo Switch向けとされていたが、PS5やPC(Steam)でも発売予定となっている。

魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』は、PS5/Nintendo Swtich/PC(Steam)向けに10月2日発売予定だ。価格は通常版が税込5280円。特装版が1万1000円予定となっている。またティザーサイト上では、本作の登場人物なども公開中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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