娘育成シム『マシンチャイルド』ついに9月5日発売へ。人気イラストレーター大槍葦人氏が「9年以上」開発してきた健全女の子育成ゲーム
クリエイターの大槍葦人氏は7月26日、『MACHINE CHILD(マシンチャイルド)』を9月5日に発売すると告知した。9年以上制作されてきた、全年齢向けの娘育成シミュレーションゲームだ。

クリエイターの大槍葦人氏は7月26日、『MACHINE CHILD(マシンチャイルド)』を9月5日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(DLsite)で、価格は税込3300円。PVなども公開中となっている。
『マシンチャイルド』は、不思議な機械から生まれた女の子たちを育てていく、全年齢向けの娘育成シミュレーションゲームである。本作で主人公は、難破をきっかけに訪れた島で機械を発見。女の子たちを育てることになるようだ。プレイヤーが育てる娘としては、優しく素直な女の子フロリナ、ちょっと生意気だけど根は優しいコーデリア、おとなしい性格で母性に溢れるクロエの3人が登場。娘ごとに違う複数のエンディングなどによって、女の子を育成する日々が描かれる。


本作でプレイヤーは、週ごとの行動を選択して、娘を育成していく。メインキャラクターである娘は、街での交流やバカンス、ちょっとした冒険といった小さなイベントによって成長する。街へ出かけた際には、出会った人々から知識や経験を吸収。多彩なコネクションが娘の成長を後押ししてくれるそうだ。また本作ではスキルの習得によって、娘の育ち方が変化する。娘がスキルを習得すると、より多くの交流イベントが発生するようになる。イベントの発生によってパラメーターが向上し、さらに人間関係も広がる。スキルの習得とイベントの繰り返しによって、娘が成長していくのだろう。スキルの習得には時間がかかるものの、対応するパラメーターやアイテムによって習得速度が変化するとのこと。中盤以降には、必要なコネクションのために、特定のスキルを優先して狙うといったプレイングも必要になるそうだ。

本作ではショップやイベントを通して、娘たちの衣装が入手できる。それぞれ50前後の衣装への着替えが存在している。ホーム画面で娘を触った際には、好感度に応じた反応ボイスも搭載。バカンスへ出かけた際にはスキルやちょっとした会話が用意されており、季節ごと+αのスチルが娘ごとに用意されているとのこと。豊富な衣装やボイスといった要素も特徴だろう。

本作は、大槍葦人氏が監督およびイラストを担当するかたちで制作されている。同氏は『北へ。』のキャラクターデザインや、美少女ゲームブランド「Littlewitch」「天狐」の代表などを務めてきたイラストレーター。両ブランドの作品を含めて、多数のゲームに携わってきた。
本作『マシンチャイルド』は同氏を中心に、9年以上をかけて同人ゲームとして制作されてきた作品である。Ci-enの記事によると、同氏は『プリンセスメーカー』シリーズが大好きであり、いつかそういうゲームを作りたいと思っていたこと。いわゆるエロゲではなく、ちょっとえっちな健全育成ゲームであるため、会社で作っても採算が取れないだろうという判断などから、趣味での製作がスタート。クリエイター支援サイトEntyでのトラブルもあり、一時は完成が危惧されていたものの、今回無事に発売日が発表となったようだ。
7月26日に公開された記事によれば、現在は調整とデバッグが進行中。今月末にはβ版が制作予定となっており、重大な問題がなければ予定通り9月5日に発売となるそうだ。なおDLsiteのストアページによると、制作ではイラストを大槍葦人氏と吉田誠治氏。シナリオは霧山よん氏、滝沢慧氏、進九郎氏、大槍葦人氏。音楽は帆足圭吾氏が担当しているそうだ。
『マシンチャイルド』はPC(DLsite)向けに、税込3300円で9月5日発売予定だ。