除霊Co-opホラー『Phasmophobia』開発元、パブリッシング事業始動へ。“CEOがずっと前からやりたかった”インディーゲーム開発支援
Kinetic Gamesは1月8日、パブリッシング事業としてKinetic Publishingの立ち上げを発表。『Phasmophobia』を手がけたスタジオが、インディーゲーム開発支援をおこなうかたちだ。

Kinetic Gamesは1月8日、パブリッシング事業としてKinetic Publishingを立ち上げたと発表した。インディーゲーム開発を支援し、イノベーションを推進することが目的だという。
Kinetic Gamesはイギリスに拠点を置くゲーム開発スタジオだ。『Phasmophobia』を手がけたスタジオとして知られる。同作は2020年より早期アクセス配信を開始しているサイコロジカルホラーゲームだ。ソロプレイおよび最大4人オンライン協力プレイに対応する。ガジェットを駆使しつつ霊的存在が潜む物件を調査するというゲームプレイが人気を博し、昨年には累計売上2500万本を突破。Steamユーザーレビューでは約66万件のレビューのうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。また2026年にはバージョン1.0として正式リリースを予定しており、近日中にロードマップが発表予定とされている。
今回そんなKinetic Gamesがパブリッシング事業を手がけることが明かされたかたち。インディーゲームの開発支援を目的としており、財務や法律、マーケティングのサポート、開発における広範な指導を中心として提供していくとのこと。具体的にパブリッシングを担当するゲームとしては、世界中の小規模チーム/個人開発者から、明確なビジョンがあり、リリースまで12か月~18か月を要するようなクリエイティブなゲーム作品を受け入れる方針という。
なおGamesIndustry.bizが同スタジオCEOのDaniel Knight氏に尋ねたところでは、このパブリッシング事業展開の構想は以前より温めてきたものとのこと。Kinetic Gamesが急成長を果たし、これからも成長が見込める今こそ最適だと判断したようで、CEO肝いりの事業であることもうかがえる。
ちなみにインディーデベロッパーによるパブリッシング事業展開は近年相次いでいる。2024年に『Among Us』を手がけたInnerslothがOuterslothなるファンドを設立。また『Vampire Survivors』の開発元poncleがパブリッシング部門を設立したことも報じられた(関連記事)。さらに昨年には『パルワールド』などを手がけるポケットペアがパブリッシング事業「Pocketpair Publishing」を開始(関連記事)。Kinetic Gamesも、Kinetic Publishingとしてそうしたパブリッシャーの仲間入りを目指していると声明で伝えており、インディーゲーム開発を支援する姿勢を明確にしたかたちだ。
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