ベテランゲームスタジオによる“歩く灯台”アクション『Keeper』発表。灯台が脚で歩いたり光で照らしたりしつつ、島の中心を目指す

Double Fineは6月9日、“歩く灯台”によるアクションゲーム『Keeper』を発表。2025年10月17日にSteamおよびXbox Series X|S向けに発売予定だ。

デベロッパーのDouble Fineは6月9日、『Keeper』を発表した。2025年10月17日発売予定で、対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S。Xbox Game Passにも発売初日から展開される見込みだ。

『Keeper』はアクションゲームだ。本作の舞台は人類が消えてから長らく時間の経った世界。主人公は灯台。数千年放置された灯台は老朽化により崩れ落ちてしまうが、不思議なことにそれらは再び繋がりあい、なんと脚も生える。灯台は自らの脚で世界を歩き回り、島の中心にある山を目指して冒険する。

ゲームプレイは3Dのアクションで進行するようだ。灯台は素早く歩けるほか、ジャンプも可能なようで、トレイラーでは足場に乗り移る様子が確認できる。また灯台の明かりを照らすことによって動植物やオブジェクトに対して影響を及ぼすこともできるようだ。花を咲かせたり、仕掛けを動かしたりすることで、島のより奥へと進んでいくのだろう。

そして冒険を進めるにあたっては、一匹の海鳥と出会うことになる。海鳥は島に忍び寄る邪悪な存在から逃げているとのこと。また海鳥は島に存在する古い機構を動かす力を持っているようで、灯台と海鳥が互いに協力して、そうした邪悪も退けることになるのかもしれない。

なお、デベロッパーのDouble Fineは、ベテラン開発者が多数所属するゲームスタジオだ。ストーリーテリングに強みをもち、『Psychonauts』シリーズのほか、『Broken Age』シリーズや『Grim Fandango Remastered』も担当。2019年にマイクロソフト傘下となった。奇妙ながらも心に残るキャラや物語を作ることに秀でており、『Keeper』でどのような体験を届けるのかが注目される。

『Keeper』はPC(Steam)/Xbox Series X|S向けに2025年10月17日リリース予定だ。発売日からXbox Game Passにも展開される。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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