超リアルライフシム『inZOI』来年3月28日にSteam早期アクセス配信へ。恋愛したり事故にあったり、キャラメイクから“コミュ力調整”まで思い通りな人生自由体験ゲーム

KRAFTONは11月7日、『inZOI(インゾイ)』の早期アクセス配信を2025年3月28日に開始すると発表した。UE5製のリアルのグラフィックが特徴となる、ライフシミュレーションゲームだ。

KRAFTONは11月7日、ライフシミュレーションゲーム『inZOI(インゾイ)』の早期アクセス配信を2025年3月28日に開始すると発表した。当初は2024年内に配信予定とされていたため、少し延期されるかたち。なお本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、現時点での対応言語は英語および韓国語。多言語のサポートについてはゲームを開発が進むにつれて拡大される予定だという。


『inZOI』は、Unreal Engine 5による精細なグラフィックが特徴のライフシミュレーションゲームだ。『The Sims』シリーズのようにキャラクターを作成し、神の視点となってそのキャラクターの人生に関与していく。本作では、街のすべてのキャラクターが自分の自由意志で行動する“Comprehensive public simulation (包括的なシミュレーション) ”がおこなわれるという。病気、トレンド、ゴシップなど多彩なイベントが発生するそうで、プレイヤーが関与せずともキャラクターたちが自律的に行動をして、影響を及ぼしあうようだ。

ほか、自キャラが車に乗り込みドライブする様子を運転席視点で眺めたりすることも可能。また街の治安を調整したり、自キャラのほかのキャラとの交流しやすさを上げたり下げたりといったプレイヤー好みの調整要素もさまざま用意される見込み(関連記事)。ちなみにキャラの交流の難易度を上げすぎると、道行く人に急にビンタされることもあるという。

また本作にはハウジング要素も用意されるほか、多彩なキャラクタークリエイトも可能。8月21日よりキャラクタークリエイト機能の体験ができるデモ版『inZOI: Character Studio』が期間限定で配信されており、自分好みのキャラクターの制作や、有名人・有名キャラそっくりのキャラクターの制作などができた。グラフィックのクオリティの高さやキャラメイクの自由度などから好評を得ており、体験できる要素がキャラメイク部分だけに限定されていたにも関わらず「非常に好評」の評価を得て多数のプレイヤーを集めていた(関連記事)。


また完成したキャラクターはゲーム内ソーシャルプラットフォーム「Canvas」に共有することができ、こだわり抜いて制作された美男美女や、誰もが一度は見たことがあるキャラなどが連日アップロードされていたようだ。それ以外にも、現実世界のSNSでも完成したキャラのスクリーンショットなどがアップロードされ、賑わいを見せていた(関連記事)。

本作は2024年後半に早期アクセス配信が予定されていたが、上記で触れた『inZOI: Character Studio』でのプレイヤーからのフィードバックやプレイテストのデータ分析などを行った結果、予定より少し遅れて2025年3月28日に配信開始になるという。そのことについてプロデューサー兼ディレクターのキム・ヒョンジュン氏曰く「inZOIを最高の形でスタートさせるという我々の決意を反映したもの」と公式Discordにて語っている。予定を後ろ倒ししてのクオリティアップに期待がかかるところだろう。

『inZOI(インゾイ)』は2025年3月28日に早期アクセス配信開始予定。対応プラットフォームはPC(Steam)で、執筆時点での対応言語は英語および韓国語となる。

Sen Yoshikawa
Sen Yoshikawa

シュミレーター系や作業系のゲームをしたり、絵を描いたり小説を書いたりなどしています。『トライブナイン』の辰沼龍斗がとにかく好きです

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