田舎コンビニ店員ゲーム『inKONBINI: One Store. Many Stories』無料体験版、5月1日より期間限定配信へ。レジ打ちや品出しをしつつ常連客の日常に寄り添う

Beep Japanは4月21日、『inKONBINI: One Store. Many Stories』の体験版を、5月1日〜8日の期間限定で配信すると発表した。コンビニエンスストアを舞台とする物語主導のシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのBeep Japanは4月21日、Nagai Industriesが手がけるコンビニシミュレーションゲーム『inKONBINI: One Store. Many Stories』の体験版を、5月1日〜8日の期間限定で配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

本作は、1990年代の日本の地方にある小さなコンビニエンスストアを舞台とする物語主導の作品だ。PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中で、ゲーム内は日本語表示に対応予定。


『inKONBINI: One Store. Many Stories』の主人公は、大学生の早川真琴。彼女は1週間の休暇を使って田舎の小さな町を訪れ、叔母の営むコンビニを切り盛りすることに。プレイヤーは真琴となり、コンビニの仕事をしながら来店客と交流し、1週間という短い時間の中で展開される物語を追う。本作では、「つながり」や「記憶」、そして「日常のささやかな美しさ」にフォーカスを当てた、静かで優しい体験を楽しめるとのこと。

舞台となるコンビニは、1990年当時の日本の店舗を参考に、コンパクトで親しみやすい空間として制作されているという。店員であるプレイヤーは、商品の品出しや在庫の管理、レジ打ちなどの仕事をおこなう。お客から特定の商品について尋ねられ、店内から探してくるような場面もあるようだ。

個性豊かな常連客たちは、それぞれ悩みや習慣を抱えており、プレイヤーは会話や選択を通じて彼らの人生にそっと寄り添い、変化をもたらしていく。会話の選択肢によって真琴の返答が変化し、それによりキャラクターの内面や背景が徐々に明らかになるという。また、店内の商品配置や在庫の選択など、日々の業務に関するプレイヤーの判断も、来店客の行動やストーリー展開にさりげなく影響を与えるそうだ。

本作は、物語主導ゲームを集めたSteamでのイベント「LudoNarraCon 2025」の公式ラインナップのひとつに選出されており、5月1日のイベント開催にあわせて、体験版が5月8日までの期間限定で配信されることとなった。体験版では、プレイヤーは主人公の早川真琴となり、コンビニでのレジ打ちのアルバイトとしての初めての夜を過ごす。そして常連客のひとりが登場し、本作のゲームメカニクスの一部を体験できるほか、より大きな物語へとつながっていく、人と人とのつながりなどが描かれるとのこと。

『inKONBINI: One Store. Many Stories』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。そして体験版は、PC(Steam)向けに5月1日〜8日の期間限定で配信予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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