「ずっと水中」海底ホラー『Dark Mass』発表。海に沈んだ不気味な洋館にて、怪物に追われながら謎に挑む

デベロッパーのPath Gamesは3月21日、ホラーゲーム『Dark Mass』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、全編が水中で展開される一人称視点の心理ホラーゲームだ。プレイヤーは海洋探検家として海中を調査するなかで、忘れ去られた恐怖へと誘われる。
『Dark Mass』の主人公は、海洋探検家のアリスだ。彼女は兄のリードと共に海底の調査をおこなう中で、地震で姿を現したという沈没船の残骸に遭遇。そこからさらに深部へと進んだ先で、謎の洋館を発見する。その洋館は、何世紀ものあいだ手つかずのまま沈んでいたとみられ、アリスは内部を探索することにする。
本作にてプレイヤーはアリスとなり、船にいる兄のリードと通信しながら海底の洋館を探索する。暗く静寂に包まれた水中を進むなかでは、宗教裁判の拷問をモチーフにして制作されたという難解なパズル要素が存在。さらに、この館に囚われていたという怪物も現れるという。プレイヤーは恐ろしい怪物から逃れながら、洋館の過去にまつわる秘密を暴き、この場所から脱出しなければならない。
また、公開されたトレイラーから察するに、リードはアリスが装備するカメラの映像を見ながら、状況にあわせて交信してくる模様。その中では、アリスの返答についてプレイヤーが選択する場面もあるようだ。このほか、アリスが取る行動に関して選択を迫られることもあり、それによって物語の結末が変わってくるとのこと。


本作の開発元Path Gamesは、スペイン・バルセロナに拠点を置くインディースタジオだ。ホラーゲーム開発に特化して活動しており、これまでには『Insomnis』をリリースして高い評価を得ている。リッチなビジュアルやパズル要素の導入も得意とし、本作『Dark Mass』ではUnreal Engine 5を用いてリアルな海洋環境を表現しているそうだ。