『崩壊:スターレイル』Ver.3.5アプデで「遂願樹脂」が早くも廃止、自塑樹脂に統一へ。遺物のカスタマイズ合成機能が使いやすく

『崩壊:スターレイル』に向けたHoYoverseの発表によれば、Ver.3.0にて登場した遂願樹脂は、Ver.3.5にて廃止されるようだ。

HoYoverseは5月13日、『崩壊:スターレイル』の最新情報を公開した。「バージョンアップラジオ | VOL.3.3 夜明け前に迎える崩落」によると、Ver.3.5から遺物のカスタマイズ合成機能がより便利に調整予定。具体的には遂願樹脂が自塑樹脂へと変換されて、自塑樹脂の使用によって遺物のステータスをカスタマイズ合成できるようになるそうだ。

『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドより配信中の、スペースファンタジーRPGである。本作の舞台は、災厄をもたらす星核や星神などが存在する宇宙。主人公は、謎の組織「星核ハンター」によって星核を埋め込まれた、記憶喪失の人物だ。本作で主人公は、宇宙ステーション「ヘルタ」での事件を経て、星穹列車のナナシビトたちと邂逅。彼らとともに列車へ乗り込み、星々を巡る開拓の旅を繰り広げている。システム面では、タイムライン式のターン制バトルやいわゆるガチャ要素などが搭載。遺物やオーナメント、武器相当の光円錐など、多数のキャラクター強化システムも用意されている。

「バージョンアップラジオ | VOL.3.3 夜明け前に迎える崩落」によると、Ver.3.5では遺物のカスタマイズ合成機能が調整されて、より便利になる。具体的には、遂願樹脂が自塑樹脂へと変換されて、サブステータスも含めて自塑樹脂を使って遺物のカスタマイズ合成ができるようになるという。

自塑樹脂は、遺物やオーナメントの合成時に使用すると、メインステータスを選べるアイテムだ。本作では一部メインステータスが固定の装備部位を除いて、遺物やオーナメントのメインステータスはランダムに決定される。自塑樹脂を使うことで、狙ったメインステータスの遺物/オーナメントが確実に作れる。

また遂願樹脂はVer.3.0にて登場した、遺物合成時にサブステータスが指定できるアイテム。カスタマイズ合成時に自塑樹脂とあわせて消費することで、好みのメイン/サブステータスをもった遺物/オーナメントが手に入りやすくなっていた。なおどちらも入手機会の限られた貴重な素材である。遂願樹脂については月に決まった回数まで、自塑樹脂からの1対1での変換や、遺物残骸を使った作成が可能となっていた。

Ver.3.5では、そんな遂願樹脂が自塑樹脂へと1対1の比率で変換。自塑樹脂の使用によって、遺物のメインステータスおよびサブステータスがカスタマイズ合成可能になる。自塑樹脂が遂願樹脂へと統一されるわけだ。遺物のカスタマイズ合成に関わる素材は自塑樹脂と遂願樹脂の2種類あったが、自塑樹脂へと統一されてリソースが一つになることで、カスタマイズ合成が利用しやすくなるのだろう。なお調整の前後で、消費される樹脂の合計数は同じ。これまで遂願樹脂が入手できた場所は、すべて自塑樹脂へと置き換えられるそうだ。詳細については、今後発表予定とされている。

そのほか『崩壊:スターレイル』の機能改善としては、Ver.3.3では遺物の所持上限が2000から3000に大幅アップ。ゲーム内通知バッジの調整なども予定されている。

崩壊:スターレイル』は、PS5/PC/iOS/Android向けに配信中。遺物のカスタマイズ合成機能の調整は、Ver.3.5にて実施予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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