サンソフト、『はしれへべれけ:EX(仮題)』開発初期版をあえて生放送で披露すると宣言。バグもハプニングもさらけ出す、明日20時から
SUNSOFT(サンソフト)は4月2日、2026年発売予定の『はしれへべれけ: EX(仮題)』のアルファ版を披露する、第2回公式生放送の配信を発表した。4月3日20時から放送予定。

サン電子株式会社のゲームブランドSUNSOFT(サンソフト)は4月2日、2026年発売予定の『はしれへべれけ: EX(仮題)』に関する第2回公式生放送の配信を発表した。4月3日20時から約1時間の放送予定。同社が送るリメイク作品について、開発中のプレイ映像をリアルタイムで包み隠さず見せるという挑戦的な企画だ。
『はしれへべれけ:EX(仮題)』は、SUNSOFTが手がけたスーパーファミコン向けレーシングゲーム『はしれへべれけ』のリメイク作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、2026年春の発売を予定している。最大4人でのローカルプレイや、8人までのオンラインプレイに対応。レーシングゲームとしては珍しい「キャラクターごとに異なる必殺技」など、オリジナル版で特徴的だったシステムはそのままに、リメイク版ではグラフィック向上や新要素の実装が施される。新規キャラクター・ステージが追加されるほか、追いかけっこモード「えんがちょ」などいくつかの特殊なモードも復刻されるという。

同社は昨年7月に『はしれへべれけ: EX(仮題)』の制作を発表。その後同年12月5日には、開発中のプレイ映像をリアルタイムでお届けする公式生放送を実施。未完成の超初期プロトタイプ版を包み隠さず公開するという実にチャレンジングな企画となった。操作方法が切り替えられなかったりゲーム音声が鳴らせなかったりなど、プロトタイプらしい“諸事情”も多々見られた。
第1回放送では本作のストーリーモードが披露され、原作の雰囲気を残したまま美しく進化したグラフィックなどがユーザーからは好評だったようだ。オリジナル版『はしれへべれけ』にまつわる思い出エピソードがユーザーとの間で交わされるなど、終始和やかな空気で進行していた。配信の後半では、リメイク版で取り入れてほしいアイデアをユーザーに募る場面もあり、オリジナル版を遊んでいたユーザーからの生の声が直に開発に生かされていくとみられる。
そして来たる4月3日20時から、SUNSOFT公式YouTubeチャンネルにて第2回放送が配信される。今回プレイで用いられるのはさらに開発が進んだα(アルファ)版で、前回時点ではまだ実装されていなかった4人でのローカルマルチプレイが見られるという。今回はSUNSOFTのゲーム開発ディレクターも出演するとのことで、開発者目線での評価を伺える貴重な機会になりそうだ。ちなみにまだ未完成のα版からはバグや粗削りな部分が見えてしまう可能性もあり、同社はそうしたハプニングも含めて楽しんでほしいとしている。本来ゲーム開発において公開されることは珍しいα版が生放送で配信されるとのことで、一風変わった見どころもあるかもしれない。

リメイク版となる『はしれへべれけ:EX(仮題)』の開発を担当するのは、韓国に拠点を置きレトロゲームのリメイクを専門に制作するCRT GAMESだ。これまでには『スノーブラザーズ』シリーズのリメイクなどを手がけており、直近では『スノーブラザーズ 2 スペシャル』が4月10日に発売予定。『はしれへべれけ:EX(仮題)』でも、同社のリメイクの手腕が発揮されるのだろう。
なお『はしれへべれけ』の源流となっているのは、SUNSOFTの代表作『へべれけ』だ。1991年にファミリーコンピューター向けソフトとしてリリースされた同作は、主人公の「へべ」など多数のキャラクターを切り替えて操作する横スクロール型探索アクションゲーム。現代で言うところの「メトロイドヴァニア」にあたるゲームプレイが特徴だ。『はしれへべれけ』を含め、さまざまなジャンルでシリーズ作品が展開されてきた。

SUNSOFTは近年、同社のレトロ作品のリメイクやリブートにも力を入れており、2024年には『へべれけ』の正統続編『へべれけ2』が約32年の時を経て発売された(関連記事)。『はしれへべれけ:EX(仮題)』はどのような作品に仕上がるのか、今後の進展に注目したい。また、シリーズを応援している方やリアルなゲーム開発の裏側を知りたい方は、ぜひ第2回放送に足を運んでみてはいかがだろうか。
『はしれへべれけ:EX(仮題)』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに、2026年春発売予定。第2回放送はSUNSOFT公式YouTubeチャンネルにて、4月3日20時から配信開始だ。