格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(GBVSR)』12月2日に、とうとう新操作タイプが追加。「ボタン連打コンボ」のスマートと、「ワンボタン対戦可」な簡単モードで、誰でもお手軽対戦
Cygamesは12月1日、『Granblue Fantasy Versus: Rising』に向け、12月2日配信予定のアップデートで新操作タイプを追加すると発表した。新操作では、距離に応じてコンボをおこなったりするようだ。

Cygamesは12月1日、『Granblue Fantasy Versus: Rising(グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-、GBVSR)』の最新情報を公開した。12月2日配信予定のアップデートVer2.4にて、新操作タイプ「スマート」および「スーパーアルティメット」が追加。ワンボタンで必殺技を撃てる本作が、さらに誰でも遊びやすくなるようだ。
『GBVSR』は、Cygamesより配信中の『グランブルーファンタジー』の世界をベースとした、対戦格闘ゲームシリーズの最新作だ。本作では前作『グランブルーファンタジー ヴァーサス』同様、美麗な3Dグラフィックによるキャラクターたちの戦いが、ワンボタンで必殺技を出せるといった遊びやすい仕組みによって繰り広げられている。さらに本作では、ダッシュ攻撃やブレイブリーポイントといった新要素によって、攻防の駆け引きが変化。離れた相手とも対戦しやすいロールバックネットコードの採用や、PS/Steam間のクロスプレイ対応も含めて、前作よりも遊びやすくなっている。パーティーゲームモード「ぐらばとっ! 」やデジタルフィギュアなど、格闘ゲーム以外の遊びが用意されている点も特徴だろう。

アップデートVer2.4では、従来の操作方法をマニュアル操作として、新操作タイプ「スマート」および「スーパーアルティメット」が追加される。まずスマートは通常技ヒット時にボタンを連打すると、自動的に距離や状況に応じてアビリティを含めたコンボを繰り出してくれる、アシスト機能付きの操作タイプだ。公式サイトによるとヒットやガードなど、相手の状況に応じて連携するアクションを発動するため、複雑な操作をしなくとも相手との駆け引きが可能。コンボ中にプレイヤー自らコマンドを入力して、任意のアビリティへつなぐといった遊び方もできる。
なおスマート操作は、オンライン対戦でも使用可能。通常技ヒット時のアシスト機能が強力であるため、マニュアル操作時と比べて、キャラクターのHP/攻撃力の低下、ボタン連打による連続技中の奥義ゲージ上昇量の低下といった調整もおこなわれる。攻撃力やHPなどが下がってしまうものの、ボタンを連打するだけでアビリティを絡めたコンボが繰り出せるわけだ。

スーパーアルティメットは攻撃ボタンを押しているだけで、自動的に移動や攻撃をおこなってくれる、気軽に遊べる操作タイプだ。具体的には、いずれかの攻撃ボタンを押し続けていると相手を攻撃し、ボタンを離すと自動でガードをおこなう。攻撃時には、飛び道具なども含めてさまざまなアクションを繰り出し、アビリティの絡んだコンボもおこなうようだ。またプレイヤーが方向キーを入力すると、もちろん任意で移動できる。ボタンを押して積極的に動くか、指を離してガードするか、2つを覚えるだけで格闘ゲームが遊べるわけだ。なおスーパーアルティメット操作は、オンライン対戦では使用できない。シングルや連戦サバイバル、オフラインでの対戦モードにて使用できる。オフライン対戦に限られるものの、誰でもカジュアルに対戦できるのだろう。
本作は「ワンボタンで簡単必殺」をコンセプトに、従来の格闘ゲームと比較してもシンプルな操作システムが採用されているのだという。実際に、アビリティボタンによって簡単に必殺技が展開可能。ボタン連打による連続攻撃も含めて、格闘ゲームとしては操作はしやすい作品となっている。しかし、本作は格闘ゲームであり、対戦相手に勝つためにはコンボなども必要となる。そうしたゲームジャンルの特性上、キャラクターごとの最低限のコンボ練習などは、事実上必要になってしまっていたそうだ。今回は自動的にコンボを繰り出してくれるスマート操作と、ボタンを押しているだけで戦ってくれるスーパーアルティメット操作が登場。これまでよりも気軽に遊べるようになったわけだ。
『GBVSR』は、PS4/PS5/PC(Steam)向けに発売中。新操作タイプ「スマート」および「スーパーアルティメット」は、12月2日配信予定のVer2.4にて登場予定だ。




