江戸アクションRPG『Fate/Samurai Remnant』9月16日になんと通常価格が「ほぼ半額」に価格改定へ。剣士・宮本伊織とセイバーの聖杯戦争が、手に取りやすく

コーエーテクモゲームスは9月11日、『Fate/Samurai Remnant』のダウンロード版について、9月16日に価格改定すると告知した。

コーエーテクモゲームスは9月11日、『Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)』のダウンロード版について、9月16日に価格改定すると告知した。価格改定後は、通常版が従来のほぼ半額となる4950円。デジタルデラックスエディションやシーズンパスなども大幅な値下げとなる。また、同日からPlayStation Plus加入者向けのゲームカタログでも提供される。

『Fate/Samurai Remnant』は、剣士・宮本伊織が江戸で起こった聖杯戦争に巻き込まれていく、「Fate」シリーズのアクションRPGである。本作の舞台は、慶安四年の江戸。主人公の宮本伊織は、剣豪・宮本武蔵の養子にして弟子でもある青年だ。本作で宮本伊織は浪人として、浅草の長屋街にて剣の腕を鍛える日々を過ごしていた。伊織は二天一流を修めた凄腕の剣士であるものの、武蔵は奥義を伝える前にこの世を去ってしまった。伊織はいまだ極められぬ剣の道を求めて、日銭を稼ぎながら鍛錬に勤しんでいたのだ。そんなある日、宮本伊織は万物の願望機を巡る戦い「盈月の儀」に巻き込まれ、古風な装いの剣士セイバーに危機を救われる。江戸を舞台に開かれる7組のマスターとサーヴァントによる殺し合いの中、剣の道を求める宮本伊織とセイバーの物語が繰り広げられる。

「盈月の儀」にまつわる江戸での戦いは、アクションRPGとして展開される。プレイヤーは、基本的には宮本伊織を操作。回避や剣戟といったアクションによって、敵のマスターやサーヴァントなどと戦っていく。宮本伊織は、特性の異なる型や魔術なども使用可能。ゲームの進行に応じて宮本伊織がどんどん強くなる点や、ゲージが溜まるとサーヴァントが操作できる点も特徴だろう。また本作では浅草や吉原、神田や赤坂など、江戸の街が探索できる。宮本武蔵やギルガメッシュ、クー・フーリン、キルケーといった「Fate」の他作品で活躍中のサーヴァントも多数登場している。

本作は2023年9月にリリース。記事執筆時点では、Steamのユーザーレビュー4687件中90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。ユーザーレビューを見る限り、ストーリーやキャラクターなどが評価につながっているようだ。

今回の発表では、そんな本作ダウンロード版の価格改定が明らかとなった。通常版の価格は、9680円から4950円に変更。デジタルデラックス版は1万7028円から7480円、シーズンパスは6600円から3520円、追加エピソードは各2618円から各1320円になる。本作では発売より約2年間でたびたびセールがおこなわれており、通常版については50%オフの4840円で販売される期間もあった。今後は50%オフに近い値段が新価格となり、いつでも購入しやすくなるわけだ。

価格改定は9月16日に実施予定。さらに9月16日からは、店舗購入特典だった「幻想霊衣:宮本伊織」「幻想霊衣:セイバー」が無料DLCになるそうだ。またPlayStation.Blogによると、9月16日からはPlayStation Plusの9月のゲームカタログに本作『Fate/Samurai Remnant』も登場。月額1300円のエクストラ以上に加入していると、本作も含めた作品が遊べるそうだ。

Fate/Samurai Remnant』は、PS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 3003