『Fallout 4』PC版向け大型Mod「Fallout: London」、本日ついに配信へ。“本編と同規模”のオリジナルマップを実装する、ファンメイド英国『Fallout』

Team FOLONは本日、『Fallout 4』向け非公式Mod「Fallout: London」を現地時間7月25日に配信すると発表した。YouTubeではあわせてトレイラーの公開準備もおこなわれている。

Team FOLONは本日、『Fallout 4』向け非公式Mod「Fallout: London」を現地時間7月25日に配信すると発表した。YouTubeではあわせてトレイラーの公開準備もおこなわれている。

「Fallout: London」は、PC版『Fallout 4』向けの大型ファンメイドModだ。導入にはSteam/GOG.com版の『Fallout 4』本編およびすべてのDLCを所有している必要がある。同Modでは、本編シリーズでお馴染みのアメリカを遠く離れ、イギリスへと舞台を移す。Vault-Tec社はアメリカ企業であるため、英国では登場しないとのこと。そのため、同社製のVaultよりも、荒れたシェルターが点在しているようだ。舞台となる時代についても、『Fallout 4』の50年前である2237年と設定されている。


「Fallout: London」では独自の新規ストーリーやNPC、武器、クリーチャーなど多数オリジナルコンテンツが収録。貴族による議会や円卓の騎士など、英国文化を反映したさまざまな要素が盛り込まれるようだ。マップサイズとしても、『Fallout 4』の舞台となったThe Commonwealth(コモンウェルス/連邦)と同規模となるとのこと。

本Modは、少なくとも2019年にはチームとして開発されていた様子。そして2021年6月には、トレイラーと共に公式発表(関連記事)。ファンメイドながら舞台を一新するほどの大型Modということもありユーザーの期待も高まっていた。その後2023年内に配信予定と告知されるも2024年4月に延期。一方で同月には『Fallout 4』向けにBethesda Softworksによる公式アップデートが配信されたため(関連記事)、この影響を受けて再延期となった。

そして現地時間7月24日、Team FOLONの公式DiscordサーバーにてリードプロジェクトマネージャーのDean Carter氏が「翌日」に本Modをリリースすることを示唆。そして海外メディアInverseの取材に対して、「核戦争が起きなければ(Unless nuclear war happens)」現地時間7月25日に本Modをリリースすることを明かしている。日本時間では7月25日22時に「Official Launch Trailer」がプレミア公開予定となっており、同トレイラーと共にリリースされるのかもしれない。


なお「Fallout: London」は先述した公式アップデート適用後の『Fallout 4』には導入できない状態でリリースされる予定で、前のバージョンにダウングレードする必要があるという。そのため現時点ではダウングレードが可能なSteam/GOG.com版の『Fallout 4』のみに導入可能となる見込み。Epic Gamesストア版などには導入できないことが伝えられている(VG247)。いずれにせよ「Fallout: London」は非公式Modであり導入による不具合などは自己責任となるため、留意されたい。

Fallout: London」は『Fallout 4』PC(Steam/GOG.com)版向け非公式Modとして、現地時間7月25日に配信予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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