カルト的人気ホラー『FAITH: The Unholy Trinity』Switch版本日発売。”味わい深い日本語ボイス”や雑誌「ムー」コラボなど、妖しささらに際立つ
ハピネットは8月7日、ホラーアドベンチャー『FAITH: The Unholy Trinity』をNintendo Switch向けに発売した。

ハピネットは8月7日、ホラーアドベンチャー『FAITH: The Unholy Trinity(フェイス ザ・アンホーリー・トリニティ)』をNintendo Switch向けに発売した。本作はPC(Steam)向けにも配信されている。
『FAITH: The Unholy Trinity』は、Airdorf Gamesが手掛けるレトロ風ホラーアドベンチャーゲーム『FAITH』のシリーズ3部作を収録したタイトルだ。プレイヤーはエクソシスト(悪魔祓い)である若き司祭ジョンとなって、さまざまな怪奇現象や悪魔たち、人々の狂気、また自分自身の信仰心との戦いに身を投じていくこととなる。

レトロパソコンPC-9800時代を彷彿とさせるような特徴的なピクセルアートと、マルチエンディングの重厚なシナリオが高く評価され、Steam版のユーザーレビューは本稿執筆時点で約7000件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスとなっている(関連記事)。今回発売となったNintendo Switch版では公式日本語テキスト表示でのプレイが可能であるほか、味わい深い8-bit風日本語ボイスも収録される(関連記事)。
また本作のパッケージ版では、初回購入特典としてデベロッパーであるAirdorf Gamesがセレクトした全8曲を収録するのサウンドトラックを収録したCDが同梱されるほか、店舗によって異なる3種の予約特典も付属する。ショップと特典内容の詳細は公式HPを確認されたい。


また、Nintendo Switch版限定の要素として、ミステリーマガジン「ムー」とコラボした特別なゲーム背景が用意されている を適用することが可能。ゲームプレイ画面が4:3の比率であることから、16:9のディスプレイでは左右に空間が生まれ、そこに「ムー」の冊子表紙を『FAITH』要素でアレンジしたオリジナル背景がを表示されるできる仕組みだ。さらに、「ムー」とのコラボの一環として、オフラインイベントへの出展も予定されている。8月10日に開催される「ムー」初のゲームイベント「ムー怪奇ゲームフェス with ゴリパラ」では、参加することで特製ステッカーが手に入る本作の試遊体験のほか、ゲスト登壇者であるゴリけん氏・、パラシュート部隊氏による本作の実況イベントが開催される 。同イベントの詳細はイベント公式ページを参照されたい。

本作のデベロッパーであるAirdorf Gamesは、アメリカに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。もともとチャプターごとに分けてitch.io上で公開されていた『FAITH』は、『FAITH: The Unholy Trinity』としてSteamに配信されると、英語圏でさらなる人気を獲得。有志による日本語MODが作成され、のちに公式化されるなどプレイヤーコミュニティの活動も活発だ。さらに昨年12月には、本作の映画化プロジェクトが進行中であることも発表された。Nintendo Switch版発売でますます盛り上がる『FAITH』シリーズの今後の展開に注目が集まる。

『FAITH: The Unholy Trinity』はPC(Steam/itch.io)、Nintendo Switch向けに配信中。パッケージ版は4180円、ダウンロード版は1700円(ともに税込)。8月14日までマイニンテンドーストアにてダウンロード版を10%オフの税込1530円で購入できるほか、Steamストアでは8月12日まで66%オフの578円で購入可能。また、Steam/Nintendo Switch両プラットフォームにて、本編とは異なる結末を体験可能な無料体験版を配信中だ。