サッカーゲーム『EA SPORTS FC 25』では現在レアル・マドリードが異様に人気。人気すぎて「レアル・マドリード対レアル・マドリード」が多発

『EA SPORTS FC 25』における統計データにて、作中でレアル・マドリードが特に多くのプレイヤーに使用されていることが示されている。「レアル対レアル」といった対戦カードも頻発する人気ぶりのようだ。

Electronic Artsは11月1日、『EA SPORTS FC 25』における発売後約1か月間の統計データを公開した。このなかでは作中でレアル・マドリードが特に多くのプレイヤーに使用されていることも示されている。「レアル対レアル」といった対戦カードも頻発する人気ぶりのようだ。

本作は、サッカーゲーム『EA SPORTS FC(旧・FIFA)』シリーズの最新作だ。9月20日からの先行アクセス期間を経て、9月27日に発売された。700以上のチーム、120以上のスタジアム、30以上のリーグ、そして1万9000人以上の選手が収録されている。また「FC IQ」と呼ばれる、現実世界のデータをもとにした新たなAIモデルにより、戦略的なコントロールが向上し、よりリアルな集団の動きが再現されているとのこと。このほか5対5の「Rush」モードなど新要素も実装されている。


今回、本作の9月27日の発売から10月21日までの25日間で集計されたさまざまなデータが公開された。このなかでは「レアル・マドリード」の異様な人気ぶりも示されている。レアル・マドリードといえば、スペインの首都マドリードに拠点を置くサッカークラブ。世界屈指の強豪クラブとして知られ、2023-2024シーズンにおいてはクラブとして15回目のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たすなど好成績をおさめている。

そんなレアル・マドリードは、『EA SPORTS FC 25』内でも非常に高い人気を誇っているようだ。まず、先述した期間内でもっとも多く選ばれた男子チームとしてレアル・マドリードが堂々の1位を記録。また男子チームの対戦カードとしてもっとも多く試合がおこなわれたのは「レアル・マドリード対FCバルセロナ」だったという。

ポピュラーな対戦カードとしては、次いで「レアル・マドリード対マンチェスター・シティ」が2位にランクイン。そして3位としては、まさかの「レアル・マドリード対レアル・マドリード」が名を連ねている。なお公式による統計ではそれぞれ集計されたモードなどは明記されていないため、対人戦やCPU対戦など、ゲーム全体での対戦カードの統計データかもしれない。さまざまなモードで“レアル・マドリード対決”が発生していたのだろう。

『EA SPORTS FC 25』における統計データ
『EA SPORTS FC 24』における統計データ

なおシリーズ前作『EA SPORTS FC 24』においてもレアル・マドリードは大きな人気を博すクラブであった。同作の発売から24日間での統計データにおいては、もっとも選ばれた男子チームランキングでレアル・マドリードが同じく1位。男子チームの対戦カードにおいても1位「レアル・マドリード対FCバルセロナ」、2位「レアル・マドリード対マンチェスター・シティ」の順位は変わらずだった。とはいえ前作での3位は「レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン」。レアル・マドリードがさらに人気を高めたことからか、『EA SPORTS FC 25』ではレアル・マドリード同士の対決が増えているようだ。

『EA SPORTS FC 25』におけるレアル・マドリードには、作中で設定されている選手の総合レートのランキングにて1位を記録するキリアン・エムバペ選手が在籍。とりあえず性能の高い同選手が在籍するレアル・マドリードを使ってみる、といったプレイヤーも多いのかもしれない。何度もおこなわれてきたであろうレアル・マドリード対決の中では、無数のエムバベ対決も巻き起こったと思われる。


ちなみに、本作の選手キャリアモードでは、デビッド・ベッカム選手など引退した名選手がアイコン選手として登場し、主人公に選択可能。もしかつての名選手が現代のチームにいたら、といったサッカーファンの想像もゲーム内で形にすることが可能だ。現実で起こりうる試合の再現だけでなく、同クラブ同士の対戦やアイコン選手でのキャリアモードのプレイなど、ゲームならではの遊び方をしてみるのも面白いだろう。

EA SPORTS FC 25』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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