ゾンビパルクール『ダイイングライト：ザ・ビースト』、国内PS5版も8月22日発売決定。“半人半獣”パワーで蹴散らすゾンビサバイバル

スパイク・チュンソフトは6月9日、Techlandが手がける『ダイイングライト：ザ・ビースト』の国内PS5ダウンロード版を8月22日に配信すると発表した。同作はTechlandよりPC/Xbox Series X|S向けにも8月22日（日本時間では8月23日）にグローバル発売予定であり、国内向けにも同時発売となるかたちだ。

本作は、オープンワールド・ゾンビパルクールアクションゲーム『ダイイングライト』シリーズの最新作。かつて賑わいを見せていた観光地「カストールウッズ」を舞台に、シリーズ第1作の主人公であったカイル・クレインの物語が描かれる。カイルは囚われて13年にもわたる残酷な実験を受けた末に自由の身になったが、新たな危機に巻き込まれていく。なお本作は最大4人協力プレイにも対応する。

カストールウッズは小さな村や工業団地、自然豊かなランドマークを擁する地域だ。お馴染みのパルクールのほか、自動車など多彩な移動手段が用意されているという。また本作にも昼夜のサイクルがあり、夜にはゾンビが活発になるため逃げるあるいは隠れることも必要になるそうだ。

そしてカイルの体内では、実験を経てゾンビと人間のDNAが融合。獣のように獰猛な力を有する「ビーストモード」を発動することが可能になっている。身体能力がアップするほか、通常とは異なるスキルを使用できるという。そうして人と怪物の狭間に揺れるカイルの葛藤も描かれていくようだ。

本作は6月7日に実施された「Summer Game Fest 2025」にて、現地時間8月22日（日本時間8月23日）に発売されることが発表。そしてこのたび、スパイク・チュンソフトより国内PS5版がグローバル版と同時展開されることが明かされた。

なお本作はもともと『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』のストーリーDLC第2弾として開発され、『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン – Ultimate Edition』に含まれるコンテンツとして予定されていた。一方で、長期の開発期間を経て規模やボリュームが拡大したため計画を変更。新たな物語が展開されるスタンドアローン作品として発売されることになった。

そうした経緯もあり、本作は「Ultimate Edition」の購入者向けには無料で配信予定。国内PS5版についても同様の対応がとられるそうだ。なおPS4版の「Ultimate Edition」購入者に向けての対応は、後日案内されるとのことだ。

『ダイイングライト：ザ・ビースト』国内PS5版は8月22日に発売予定だ。価格は税込8140円。なおデラックスエディションに収録される特典、および通常版・デラックスエディションの予約特典も明かされている。詳細は以下のとおり：