ダンジョン“壊し進み”ゲーム『ダンジョン崩し』Steamでリリースされ注目集める。『勇者30』原作者による、地形破壊アクション

吉田浩太郎氏は1月3日、『ダンジョン崩し』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。『ダンジョン崩し』はダンジョンを壊して先に進むアクションシューターだ。本作の目標は制限時間内にダンジョンを攻略すること。弾の威力や連射力を強化し、効率的にダンジョンを壊しまくるのだ。

吉田浩太郎氏は1月3日、『ダンジョン崩し』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。同作はさっそくSteamで高評価がつけられており、注目が集まっているようだ。

『ダンジョン崩し』はダンジョンを壊して先に進むアクションシューターだ。本作の目標は制限時間内にダンジョンを攻略すること。弾を発射して、ダンジョンの壁を破壊し、階段を手早く見つけ、テンポよく先へ進む必要がある。壁を壊すとお金やパワーアップアイテムが出現。弾の威力や連射力を強化し、さらに効率的にダンジョンを壊しまくるのだ。

ダンジョン内には、敵対するモンスターのほかに仲間となるキャラクターが点在。仲間キャラクターはそれぞれ異なる能力を持っており、奥に進むたびに敵や壁が強化されるダンジョン攻略には必須となる。手早く階段を見つける必要がある一方、ダンジョンを探索して仲間を手に入れ、パワーアップを行っていく必要もあるのだ。

なおゲームオーバーになると仲間を失い、再び1階からコンティニューとなる。しかし、本作は残機制となっており、残機が残っている限りはこれまでアイテムでパワーアップしたステータスは引き継がれ、強化された状態でダンジョンを攻略できるのだ。そのため階段を見つけるのを後回しにし、ゲームオーバーにならないように立ち回って少しずつ強化をしながら、次のコンティニューに能力を継承していくというゲームプレイも可能だ。

『ダンジョン崩し』を手がけたのは国内のゲーム開発者である吉田浩太郎氏だ。同氏はUUEという名義でPC向けのフリーゲーム『百人勇者』、『バトリクス』などを配信。中でも2007年リリースの『三十秒勇者』はのちに、2009年に同作を原作とした『勇者30』としてPSP向けにリリース。

その後、続編となる『勇者30 SECOND』が発売されたほか、この2作はさまざまなプラットフォームで配信された。以降は、スマートフォン向けゲームを中心に作品を手がけてきたが、今回はSteam配信タイトルとして本作がリリースされるかたちとなった。

本稿執筆時点での本作のSteamユーザーレビューでは、約60件中99%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。壁を破壊しダンジョンの先に進んでいくゲームプレイの爽快感が好評を博している。また、制限時間内にダンジョンを攻略しなくてはいけないため、短時間でどのようにキャラクターを強化するかを決める取り捨て選択の楽しさや、強化によってキャラクターたちが加速度的に強くなりながらも、ダンジョンを進めるとさらに強い敵や硬い壁が現れて一筋縄ではいかない部分も本作の魅力だ。また、定価が税込350円と低価格で、値段以上に楽しめるという点も高評価を後押ししているだろう。

『ダンジョン崩し』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、1月10日まで、定価税込350円のところ40%オフの税込210円で販売中だ。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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