マルチ対応・異世界銃撃ラーメン店経営シム『Dino Ramen Express』正式発表。ラーメン配達のためには時を超え、仮想世界にも向かう

ANTIGamesは1月16日、『Dino Ramen Express』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2025年の発売を予定している。本作は、「全宇宙に最高のラーメンを届ける」ため、小さなラーメン店を巨大なチェーン店へと成長させる経営シミュレーションゲームだ。

ANTIGamesは1月16日、『Dino Ramen Express(世界岛 · 宅急送)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによれば、2025年の発売を予定している。

『Dino Ramen Express』は、「全宇宙に最高のラーメンを届ける」ため、小さなラーメン店を巨大なチェーン店へと成長させる経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは材料を買い出し、もしくは自力で手に入れるところからラーメンづくりを開始する。本作のメイン世界となる「アークパーク」では、巨大企業「荒木工業」があらゆる経済を牛耳っている。本作ではそんな荒木工業と対峙し、ラーメン店を成長させるのだ。また、ビジネス界の大物や特殊捜査員などと手を組み、荒木工業へ侵入。クリーンなラーメン店経営を目指すため、時には銃を用いた戦闘をしながら、荒木工業の闇を暴く。

ラーメン店経営パートでは、材料の入手からラーメンづくり、配達やチラシの配布、スタッフの管理までプレイヤーが行うことができるようだ。最初は小さな屋台のラーメン店として経営がスタート。鉱石の採取や魚釣りで少しずつ材料費を稼いだり、早朝の市場に向かって安く材料を入手するなどの工夫を重ねつつ、ラーメンを作り上げる。

店が少しずつ人気になって、金銭に余裕が生まれたら、屋台から店舗へリニューアル。店舗制作もプレイヤーで行うことが可能。ボクセルのブロックを配置し、思い描いたお店を作ることができるかたちだ。また、店舗には材料を自分で育てられる畑を置くことできる。流通に極力頼らないラーメンづくりも可能となるだろう。プレイヤーが思い描いたかたちで、ラーメン店ビジネスを拡大できるかたちとなっている。

店舗経営が軌道に乗ったら、「全宇宙に最高のラーメンを届ける」という使命のため、違う次元、違う時代、違う惑星といった異世界へラーメンを配達。異世界は危険が多いため、ライフルやショットガン、剣などを持って、襲い掛かる輩から身を守る必要があるわけだ。異世界を巡っていく際には、現実世界だけでなく仮想世界へも向かう。銃を片手に、さまざまな世界を冒険し、ラーメン文化を広めることとなるようだ。

なお本作はマルチプレイにも対応。ストアページによればマルチプレイ専用モードを含めた複数のモードが用意されているとのこと。「Biohazard Mode」や「Domination Mode」といったモードの存在も紹介されており、ラーメン店経営に留まらない、混沌としたマルチプレイ体験ができるかもしれない。

本作を手がけるANTIGamesは、2人のゲーム開発者による中国のゲームデベロッパーだ。同社は、本作の開発風景をBiliBiliにて公開。また、テストプレイなどのお知らせもBiliBiliにて行っているため、本作が気になった方は確認してみるのもよいだろう。

『Dino Ramen Express(世界岛 · 宅急送)』はPC(Steam)向けに2025年発売予定となっている。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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