超大型オープンワールドアクション『紅の砂漠』新ビルドの迫力新映像お披露目。「ボスとの決闘」は結構ハードコアそう
『紅の砂漠』は、MMORPG『黒い砂漠』の開発・運営で知られるPearl Abyssが手がける、オープンワールドアクションアドベンチャーゲームだ。

Pearl Abyssは6月11日、『紅の砂漠』の新ビルドを公開。あわせて最新映像をお披露目した。
『紅の砂漠』は、MMORPG『黒い砂漠』の開発・運営で知られるPearl Abyssが手がける、オープンワールドアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、戦乱の中世ファンタジー世界「ファイウェル大陸」。この地では、大陸を統一したデメニス王が病床につき、各勢力が独立を企んでいた。本作の主人公クリフは、そんな世界で気性の荒い傭兵たちを統率。自らも一人の戦士として成長しながら、小さな傭兵団を率いて世界へ立ち向かうことになる。傭兵が痛みを抱えながらも時代を生き抜く、成長と挫折の物語が描かれるという。
長年開発されており、超大型新作となりつつある本作。そんな同作の新情報および新ビルドがSummer Game Festでお披露目された。新ビルドでは、本作序盤から中盤のクエストとストーリーが一部含まれている。
今回のビルドの最大の特徴は、実際の戦場を彷彿とさせる大規模な戦闘だ。多くのNPC達がリアルタイムで戦い、激しい戦闘が繰り広げられる。カルフェイド軍と反乱軍による熾烈な争いの中、頭上を飛び交う砲弾、兵士たちの歓声や武器がぶつかり合う音、煙と炎で覆われた戦場、戦争の生々しさを再現するわけだ。
また今回のビルドでは「紅の砂漠」の膨大なストーリーの一部がちら見せ。「クリフ」の仲間「ウンカ」、カルフェイドの主要人物「バーデン・ミドラー」、カルフェイドを裏切った「カシウス・モーテン」など紅の砂漠の主要人物が登場。各人物の話はハイクオリティのカットシーンで鮮やかに伝えられる。
新ビルドの目玉はやはり映像だろう。ゲームエンジンにはPearl Abyss内製の「BlackSpace」エンジンが採用されている水の流れや、霧の動き、風に応じてなびく服や髪の毛など、さまざまな表現がなされ、かつそれがマルチプレイ上でも動作するわけだ。また映像中盤~後半ではボスと決闘しているシーンもあり。『黒い砂漠』と同様にアクション性の高い戦闘が楽しめそうだ。なお本作は、WWDC 2025にてmacOS対応することも明かされている。
『紅の砂漠』は、PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)/Mac向けに2025年Q4にリリース予定だ。