ポケットペアのサバイバルアクション『クラフトピア』夏の大型アプデ配信。新ワールド「なにもない島」や、クラフト可能な“ゴミ”や掃除機実装など盛りだくさん
ポケットペアは6月25日、『クラフトピア(Craftopia)』にて「サマーアップデート2025」を配信した。新ワールド「なにもない島」など、さまざまな新要素が実装されている。

国内のゲーム開発会社ポケットペアは6月25日、『クラフトピア(Craftopia)』にてアップデートを配信した。「サマーアップデート2025」(v20250623.1820)では、新しい洞窟の解放や新アイテム「錬金鍋」の追加などが実施。新ワールド「なにもない島」では、防衛戦が繰り広げられるようだ。
『クラフトピア』は、狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化など多数の要素を内包した、マルチプレイ対応のオープンワールドサバイバルアクションゲームである。本作は国内のゲーム開発会社ポケットペアが開発し、2020年10月に早期アクセス配信がスタートした。2023年10月に実施された大規模アップデート後は、マップのシームレス化など内容が大幅に刷新。巨大な一つのオープンフィールド上での冒険や建築、敵との戦いなどが可能となっている。


「サマーアップデート2025」では、新ワールド「なにもない島」が追加された。同ワールドには、周囲を海に囲まれた広大かつ平坦な島が存在している。島内のある地点には、新アイテムの世界遺産が建築可能。世界遺産の効果レベルを2以上に上昇させると「襲撃」イベントが発生し、大量の敵が世界遺産を破壊しようと押し寄せてくるそうだ。襲撃イベントから世界遺産を守って戦う、防衛戦用のワールドとなるのだろう。
同ワールドには、素材やアイテムはほとんどない。そのため「キャラクター間クラウドストレージ」を利用し、通常ワールドからアイテムを持ち込んで防衛設備などを建築することになる。世界遺産としては、自由の女神とパルテノン神殿が登場。自由の女神には、エンチャントポイントを生み出す力が備わっているなど、世界遺産は完成させると特別な効果が受けられるそうだ。なお今後のアップデートにて、地形をカスタマイズできるアイテムなどが実装予定とされている。

アップデートの新コンテンツとしては、新たな時代「クラフトピアの時代」が解放され、あわせて新アイテムも登場。ブリガンダイン渓谷、シャルバート氷山、ウンネフェル砂漠、マイアズマ湿原では、新しい洞窟が解放されている。アイテムとしては、クラフト可能な「ゴミ」、アイテムを引き寄せられる掃除機、銃のアタッチメント、農園を耕せるクワ、新しいモジュールアイテムや補助装備などが登場。新アイテム「錬金鍋」では、錬金の触媒と錬金剤をかけあわせて、別のアイテムが生み出せるそうだ。

また改善や調整項目としては、スキルマイナスボタンの追加によって自由にスキルレベルを下げ、スキルポイントの再配分がやりやすくなった。精錬の上限開放や、プレイヤーレベル80までの開放、多数のバランス調整や機能改善なども実施されている。内容は多岐に及んでいるため、詳細についてはSteam内のパッチノートなどを確認してほしい。
『クラフトピア』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに配信中。「サマーアップデート2025」については、少なくともPC(Steam)向けに配信中だ。