人気洞窟サンドボックス『コアキーパー』正式リリース後初の大型アプデ3月10日配信へ。インベントリ拡張・新バイオームなど“新要素がパンパン”に詰まったアプデに
Fireshine Gamesは3月6日、洞窟サンドボックス『Core Keeper(コアキーパー)』にて3月10日に、正式リリース後初の大型アップデートを実装すると発表した。新しいボスやバイオームなど、てんこ盛りの内容になるという。

パブリッシャーのFireshine Gamesは3月6日、洞窟サンドボックス『Core Keeper(コアキーパー)』にて3月10日に、正式リリース後初の大型アップデートを実装すると発表した。PC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox Oneの各プラットフォームに向けて同時配信される見込み。
『Core Keeper』は、広大な地下世界で資源を採掘・収集・クラフトしながらボスと戦い、自由に冒険するサンドボックス・サバイバルゲームだ。最大で8人までのマルチプレイにも対応しており、2024年8月に正式リリースされた人気作である。今回のアップデート「バッグと爆発」では、新規プレイヤー・ベテラン探検家双方にとって嬉しい新コンテンツが多数追加されるとのこと。
本作は、Steamにおいて2年半にもおよぶ早期アクセス版としての配信を経たのち正式リリースされており、今回は正式版となってから初めて複数のコンテンツが追加される予定だ。Steamコミュニティでのリリースによれば、今回追加される目玉コンテンツの一部として以下の要素が紹介されている。
・新しいボス
・サブバイオーム「オアシス」
・素材ごとのポーチ
・爆発

まずアップデート後は、新たなるセミ型のボス「砂潜りの女王ニムルザ」が、始まりの砂漠地方に出現する。それに付随して、ボス「ラ・アカール」の出現位置は若干変更されるとのこと。黒い邪悪なるエネルギーを放出するスーパーセミであるニムルザに関しては、人型をした敵性キャラクターであるケイヴリングたちの歴史にまつわる詳細な設定もあるそうだ。
さらに、始まりの砂漠には副生物群(サブバイオーム)である「オアシス」が追加されるそうだ。このエリアでは、アロエやミズアシなどの植物で構成される独自の植生が確認できるとのこと。新資源を生産する新しい畜産動物も存在するそうで、トレイラー映像でもその姿が一瞬だけ確認できる。
また、利便性アップデートとして、これまでよりたくさんのアイテムを持ち運ぶことが可能になる「素材ポーチ」が、インベントリ画面に追加になるとも予告されている。本来インベントリは、カバンを作ってカバンスロットに装備することで数スロットずつ拡張されていく。しかし、冒険に出ると持ち帰れないほどたくさんの素材や装備品、換金アイテムなどを発見することとなり、もっとも拡張サイズの大きなカバンでもスロットが足りないくらいだ。そのため、プレイヤーコミュニティからも所持品管理についての要望が多くあがっていたようだ。
今回のアップデートでは、鉱石、植物の種、魚、貴重品などをそれぞれ独立したスペースに収納できる専用ポーチを追加する。これにより、通常のインベントリにはより多くのアイテムを入れて持ち歩けるようになるとのこと。また、拠点でも「近くの宝箱にクイックまとめ」の機能が追加されるなど、アイテム管理が楽になりそうだ。

さらに、新たな爆弾と爆発物に関するスキルツリーの追加も予告された。新しい爆弾は、“個性的な方法でゲーム世界に影響を与える”とのことで、これまでの爆弾と異なるどのような特色や固有効果があるのかに注目が集まる。投擲が可能なグレネードタイプも多数追加予定とのことで、爆発物による採掘や破壊、戦闘などが捗るかもしれない。スキルツリーによって、さらに効率を高められるとのこと。

このほかにも、多数の新たな道具、防具、左手用アイテム、作業台などが追加予定だ。公開されているものとしては、種まきが楽になる「園芸こて」や、新たなクラフトが可能な作業台「実験台」などがある。リリースで公開されている情報は、あくまで氷山の一角に過ぎないそうで、「新要素がパンッパン」に詰まった大型アップデートになるという。実際のゲームプレイの中ではアップデートによる多くのサプライズに遭遇できるに違いない。
『Core Keeper』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。