協力マルチ対応・北欧神話クラフトARPG『Cloudheim』発表、2025年リリースへ。「環境利用戦闘」でダンジョン探索、かわいげなクリーチャーも手懐ける

Noodle Cat Gamesは2月6日、『Cloudheim』を発表した。PC(Steam/Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年リリース予定。本作はマルチプレイ可能な、北欧神話風クラフトアクションRPGだ。

Noodle Cat Gamesは2月6日、北欧神話風クラフトアクションRPG『Cloudheim』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S。2025年のリリースを予定している。Steamページによるとゲームは日本語表記に対応するようだ。

本作の舞台となるのは、北欧神話をベースとした世界。北欧神話をモチーフにしたゲームでは、世界の崩壊であるラグナロクの阻止が目的となるタイトルも多い中、本作はすでにゲーム開始時点でラグナロクによって世界は崩壊してしまっている。文明が崩壊し手つかずの自然が広がる世界の次なる創造主として神々に指名された主人公は、バトルとクラフトによって新たな世界を開拓していくことになる。

本作のバトルはテンポのよいコンボアクションが基本となっており、最大4人対応のマルチプレイで協力すればコンボの幅はかなり広がりそうだ。また、キャラクターだけでなくオブジェクトにもしっかりと物理演算がはたらいていることも特徴だ。公開されたトレイラーなどでは、竜巻の魔法で周囲の地形を破壊しそのままモンスターを巻き込んで破片で攻撃している様子がうかがえる。ぶつかるとキャラクターを吹き飛ばすキノコを利用しての連続攻撃などといった、環境へ影響を及ぼすことによるコンボも可能となっているようだ。

ほかにも、ダンジョンにはバトルだけではなく謎解きの要素も含まれており、踏破の暁には貴重なクラフト素材や戦利品が得られるとのことだ。バトルもほどほどに、探索に勤しんでみるのもいいだろう。

拠点となる空飛ぶ大亀「オーディンシェル」に持ち帰ったクラフト素材は、武器や能力などのクラフトに用いることができる。戦闘面における強化以外にも、プレイヤーの家の建築、作業所の拡張やショップの経営など、クラフト要素は多岐にわたる模様。また拠点にはプレイヤーを支援してくれるクリーチャーたちも存在するようで、トレイラー内ではいつでもおなかを空かせた「グナッシャー」にご飯を与えるシーンも確認できる。クリーチャーの育成要素などもあるのかもしれない。

本作を手がけるNoodle Cat Gamesは2022年に設立されたゲームスタジオであり、本作が初リリースタイトルとなる。同スタジオの代表であるDavid Ryan Hunt氏は、かつてBioWareやEpic Gamesに在籍した経験を持つベテランで、『STAR WARS: The Old Republic』や『Fortnite』などの開発に携わっていた。ほかにもNoodle Cat Gamesには、さまざまな企業やゲームジャンルを経験しているクリエイターが多数在籍しているとのこと。ベテランクリエイターが集う新興スタジオの初リリースタイトルに、注目が寄せられる。

『Cloudheim』はPC(Steam/Epic Games Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年リリース予定だ。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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