終末ハードコア・ステルスなストラテジー『自由の鎖』4月15日発売へ。ディストピア世界の過酷な地からの生存を目指すタクティカル&サバイバル

NordcurrentのパブリッシングレーベルNordcurrent Labsは2月21日、『自由の鎖(Chains of Freedom)』を4月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S。
『自由の鎖』は、架空の東欧の国を舞台にしたターン制ストラテジーゲームだ。プレイヤーはディストピアの東欧の国に所属するエリート軍事部隊を率い、困難と欺瞞、そして倫理的なジレンマにも満ちた危険なミッションに挑むことになる。
本作の舞台となる東欧は、無法者、さらには超自然的な変異体が跋扈する危険な地だ。プレイヤー率いる平和維持部隊は、ヘリコプターの墜落事故に見舞われたことで仲間とはぐれてしまう。そして、仲間たちとの再会を果たすため、危険だらけの過酷な場所を巡っていく。
本作のゲームプレイは、おもに探索パートと戦闘パートに分けられるかたちとなっている。探索パートでは、キャラクターを操作してフィールド上のさまざまな場所を探索し、アイテムを手に入れたり、人々と話して情報を集めたりしながら先へと進んでいく。そして、探索する中で敵と遭遇することで戦闘パートに突入する。

戦闘パートは、自ターンと敵ターンが交互に進行。ユニットにはそれぞれ行動力があり、移動したり銃を撃ったり、近接攻撃をしたりといった行動によって行動力が消費される。攻撃は攻撃目標との距離や遮蔽物の位置などによって命中率が変化するため、行動力内で適切な位置に移動して攻撃する必要がある。また、敵の攻撃に備えるために、安全な場所に退避する必要もあり、行動力をどう使うかがミッション攻略の鍵となるバトルとなっている。ちなみに、敵の行動範囲などは、自ターンで確認することが可能だ。敵がどう動くかを予測して、安全であろう場所で待機することも重要だ。
なお、探索の中で敵に遭遇する際、ステルスすることで戦闘を回避することが可能だ。本作にはクラフト要素も用意されており、戦闘で使用する銃弾などを作成することができるとはいえ、物資を節約するためにステルスで敵をやり過ごすことが有効な場面もあるだろう。

また、本作は2月25日より開催された「Steam Nextフェス:2025年2月エディション」にあわせて、無料デモ版がSteamストアページにて公開中。本作のパブリッシングレーベルであるNordcurrent Labsの公式Discordサーバーでは、デモ版をプレイしたプレイヤーからのフィードバックを受け付けており、製品版ではデモ版からさらなる調整がおこなわれる見込みだ。本作が気になるという人は、まずはデモ版からプレイしてみると良いだろう。
『自由の鎖』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/Xbox Series X|S向けに4月15日発売予定だ。