マルチプレイ魔法使いバトルゲーム『Cast & Spell』Steamにて期間限定で無料配布中。最大10人で遊べる

Hosthood Studioは5月19日、マルチプレイ魔法戦闘ゲーム『Cast & Spell』を48時間限定で無料配布開始した。

Hosthood Studioは5月19日、『Cast & Spell』を48時間限定で無料配布開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応している。期間中にアカウントに追加しておくと、配布終了後も無制限にプレイすることが可能だ。ちなみに定価は税込920円のタイトルだ。ゲームの無料配布情報サイト、ジュウシマツの鳥小屋が伝えている。

本作は、マルチプレイ魔法戦闘ゲームだ。魔法使いとして、自然のエレメントに対応する呪文を駆使し戦いを繰り広げる。PvP対戦モードおよびPvE協力モードが収録されており、PvPでは最大3v3のバトルが可能。PvEでは最大10人協力で、押し寄せる敵と戦う。


『Cast & Spell』の呪文はAttack・Yourself・Structure・Summonの4つの分類があり、火・霜・石・稲妻・水・生命の6種類のエレメントが存在。エレメントごとにそれぞれ複数種類の魔法が用意されている。戦闘においては分類、エレメント、魔法の種類をそれぞれ選び、即席で呪文を詠唱して戦うこととなる。

なお、あらかじめ設定した呪文を即座に使用できる「クイックキャスト」というシステムも存在し、任意の呪文を2種類設定可能だ。すかさず詠唱できるため強力ながら、一度にすべてのマナを消費してしまうため使いどころが重要となる。

そんな本作では、回復呪文のエレメントである生命を除き、エレメントごとに相性が存在。攻撃魔法や召喚したクリーチャーによる相手へのダメージと、敵の攻撃からの防御の双方で、エレメントの相性が反映されるシステムだ。なおエレメントの相性関係は、火→霜→石→稲妻→水→火となっている。火属性の攻撃は、霜属性の防御に効果的といった具合だ。相性を考慮しつつクイックキャストも絡めながら、戦いを繰り広げるのだ。


本作を手がけるのはHosthood Studio。過去にはサウナが舞台の無料パーティーゲーム『Soak & Splash』をリリースし、好評を得ていた(関連記事)。同作は早期アクセスを経て2024年2月に正式リリース。同スタジオの新作かつ初の有料作品として『Cast & Spell』が開発されてきた。

そして『Cast & Spell』は先月4月18日に早期アクセス配信開始。このたび、早くも48時間限定で無料配布が実施されることとなった。本稿執筆時点では無料配布について特に公式から発表はないものの、マルチプレイゲームということもあり、プレイヤーベースを拡大する狙いもあるのだろう。これまでプレイヤーはほとんど見られなかったものの、さっそく数百人規模のプレイヤーが集っているようだ(SteamDB)。

なお本作の早期アクセス配信期間は1年以内を予定しているとのこと。早期アクセスを通して、さらなるコンテンツの実装やバグ修正、カスタマイズオプションの拡充が計画されているそうだ。発売から1か月後という思い切ったタイミングでの無料配布がおこなわれている本作。今後プレイヤーベースが確保されるかどうかも注目される。


『Cast & Spell』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。日本時間5月21日4時まで無料配布中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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