『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』では「ふれあい」できる動物がやたら多い。犬・猫だけじゃなく、シカ・うさぎ・ヘビまで完備

カプコンは7月19日、タワーディフェンス要素のあるアクションゲーム『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』を発売した。本作にて、「ふれあう」ことのできる動物の種類が多い点に注目が集まっているようだ。

カプコンは7月19日、『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』(以下、祇)を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam/Windows)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。本作では「ふれあう」ことのできる動物の種類が多い点に注目が集まっているようだ。海外メディアTheGamerが伝えている。

本作は、アクション要素とタワーディフェンス風のストラテジー要素を融合させたゲームだ。舞台となるのは、穢れに覆われた禍福山。プレイヤーは主人公の宗として、巫女である「世代」と山に点在する村々を訪れ、穢れを祓うことを目指す。


『祇』では穢れに覆われ、異界へと繋がった村の鳥居を浄化することが目的となる。宗は世代を鳥居へと導きつつ、村人たちの穢れを祓って村中に配置。「畏哭」と呼ばれる妖怪が襲来する夜に備えるのだ。そして夜には村人と協力しながら鳥居から現れ、世代を狙う畏哭たちを撃退。世代が鳥居までたどり着き、浄め終わるまで昼夜のサイクルを繰り返していく。

そうして鳥居を浄化することで、穢れに覆われていた村は平穏を取り戻す。浄められた村は拠点となり、建物を復興することで強化に必要なリソースなどを獲得可能だ。また平和になった村には動物たちも集まってくる。動物とは「ふれあう」ことが可能であり、その種類の多さが注目されているようだ。

本作では犬や猫といった一般的な動物のほか、ニワトリ、シカやウサギ、イノシシやキジ、ヘビまで登場。それぞれ「ふれあう」ことが可能で、動物によって撫でたり、触らないものの交流したりすることができる。ゲームにおいて犬や猫へのインタラクト要素はしばしば設けられるものの、シカやイノシシとまで交流できるゲームは珍しいかもしれない。


なお本作はSteamユーザーレビューにて本稿執筆時点で360件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。出現する敵やステージごとに用意されたギミックに応じて戦略を考えて試していくタワーディフェンス要素のほか、アクションや村人の職業切り替えで柔軟な攻略も可能な点などが評価を受けている。開発者が持ち味としてアピールしていた村人との共闘感も好評のようだ(関連記事)。

このほか、助けた村の復興要素を評価する声もあり、先述したような動物へのインタラクト要素に癒されたという感想もみられる。動物や村人が集い、復興度合いに応じてお祭りのように賑わいを見せる点が世界観を表しつつ達成感を得られる要素として好評のようだ。


なお本作に限らずさまざまなゲームで、犬や猫、キツネ、馬などの動物とふれあえる要素が設けられている(関連記事1関連記事2)。動物とのふれあいには攻略上特に意味がない場合もあるものの、ゲームによっては公式から動物が累計で数百万回撫でられたことが報告されるなど、ゲーマーに親しまれる要素となっていることもうかがえる。

そして『祇』では犬や猫だけでなくさまざまな動物とふれあえる点も特徴となっており、緊張感ある戦闘時とのギャップや、自然と人が共に暮らす山村を表現する要素としてこだわられた部分なのかもしれない。戦闘や村の復興の合間に、動物とのふれあいで心を休めてみるのもいいだろう。

祇(くにつがみ):Path of the Goddess』はPC(Steam/Windows)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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