Obsidian新作RPG『Avowed』最新アプデでようやく日本語対応。選択肢豊富なファンタジー冒険譚がより遊びやすく

Obsidian Entertainmentは7月16日、『Avowed』に向けてアップデートをリリースした。同アップデートでは、日本語に対応したほか、スキルの追加などがおこなわれている。

Obsidian Entertainment(以下、Obsidian)は7月16日、『Avowed』に向けてアップデートをリリースした。バージョン1.5となる同アップデートでは、ついに日本語表示に対応。そのほか新コンテンツの追加などがおこなわれている。

『Avowed』は、『The Outer Worlds』シリーズなどを手がけるObsidianが開発した3DアクションRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store/Battle.net)/Xbox Series X|Sで、Xbox/PC Game Pass向けにも展開されている。

本作にてプレイヤーは謎の疫病を調査するため「Living Lands」と呼ばれる島への冒険に繰り出し、さまざまな困難に立ち向かうことになる。ゲームエンジンにUnreal Engine 5を採用した美麗なグラフィック、そして剣や魔法だけでなく、銃火器なども自由に切り替えて使う戦闘などが特徴。Obsidianの過去作『Pillars of Eternity』と同じEoraという世界を舞台にした奥行きある世界観も、同作のファンから一定の好評を得ている(関連記事)。

そんな本作に向け、Obsidianは7月16日にアップデートを配信した。今回の1.5パッチでは、ついに日本語表示が実装。本作は2月19日に全世界向けにリリースされており、当初は3月中に日本語表示が実装予定であることが伝えられていたものの8月に延期。このたび少し前倒しで実装となった。疫病を巡った物語や、プレイヤーの選択による分岐について評価を得ている本作。公式日本語訳の実装で、より話の内容を把握しやすくなるだろう。

またレンジャーおよびファイターのスキルツリーについて、新たな能力が追加されている。たとえばレンジャーには敵の後ろに瞬間移動する「Shadow Step」や、命中すると毒を付与する「Fan of Daggers」などが追加。ファイターには相手のブロックを貫通する「Driving Kick」や、自己のスタミナを回復し、一時的にスタミナコストも削減する「Deep Breath」などが追加されるなど、ビルドの幅が広がっていそうだ。なお新能力追加にともない、能力強化に用いたスキルポイントがすべて払い戻されている。プレイスタイルにあわせ、じっくりとスキルの構成を考え直す良い機会となるだろう。

そのほかアップデートでは、マップで使用できるカスタムマーカーが追加されたり、料理およびクラフト画面における視覚的な見やすさが改善されたりするなど、ゲーム内容以外にも各種調整がおこなわれている。詳細についてはパッチノート(英語)を参照されたい。

『Avowed』はPC(Steam/Microsoft Store/Battle.net)/Xbox Series X|S向けに販売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 1356