オリジナル版『ライザのアトリエ』シリーズ3部作、11月12日に販売終了へ。パワーアップ版『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』の登場にあわせて

『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』の発売に際して、すでに販売中の『ライザのアトリエ』3作品が、11月12日に販売終了となることが各ストアページに記載されている。

コーエーテクモゲームスは、『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』を11月13日に発売する。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)。同作の発売にあわせて、すでに販売中の『ライザのアトリエ』3作品が、11月12日に販売終了となることが各ストアページに記載されている。

『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』は、錬金術士ライザを主人公とした「秘密」シリーズ3作品に新規要素を追加した、同シリーズの決定版である。第1作から第3作までがそれぞれ単体で発売されるほか、3作品のセットも販売予定。シリーズ1作目『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』は、2019年9月に発売された錬金術RPGだ。同作の主人公ライザは、湖に浮かぶ辺境の島「クーケン島」に住む少女。平凡で特徴がないのが特徴とされる彼女は、ある日錬金術と出会うことで、クーケン島に迫る脅威へと立ち向かうこととなる。ゲームプレイでは、リアルタイムな要素を取り入れたバトルや、錬金術による装備やアイテムの調合システムなどが用意されている。

「秘密」シリーズとしては、2作目『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』が2020年10月、3作目『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』が2023年3月に発売。3作品を通して、ライザたちの成長や冒険が紡がれてきた。

『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』ではそんな「秘密」シリーズの決定版として、さまざまな追加要素や改善などがおこなわれている。3作品共通の要素としては、カゴ・コンテナの上限解放、UI/UXの改善、霊獣の操作性改善やミニマップの視認性向上がなされ、魔物のレベルや組み合わせを自由に選んで戦闘を楽しめるフリーバトルモードが追加される。さらに、3作品それぞれに対して新規プレイアブルキャラクター、新ストーリー、新マップ、これまでのDLCコンテンツなどが追加。さまざまな点が刷新された決定版となっているわけだ。

そうした中で、販売中の「秘密」シリーズ3作品、いわゆるオリジナル版については11月12日に販売終了となることが明らかになった。シリーズ1作目『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』のPlayStation StoreMy Nintendo Storeそれぞれのストアページに、「※本コンテンツは2025年11月12日をもって販売を終了させていただきます」の一文が追記されている。『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』、『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』についても同様の記載があり、11月13日の決定版の発売の前日に販売終了となるのだろう。なお、Steam版のみ時差の関係で11月13日に販売終了となるようだ。

ちなみにオリジナル版の定価は通常版で税込8580円。『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』では各作品の通常版が税込6380円で販売されるため、内容が充実しつつ定価がお安い新バージョンに置き換わるかたちだ。

なお販売終了となるものの、購入済みであれば販売終了後も引き続きプレイ可能であることも明記されている。『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』においては、オリジナル版3作品とのセーブデータ連動特典も用意されており、序盤の冒険に役立つアイテムも入手可能だ。


ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』は11月13日に、PS4/PS5/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに発売予定。『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』、『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、それぞれ11月12日に販売終了予定だ。Steam版のみ11月13日に販売終了となる。

【UPDATE 2025/8/7 19:23】
3作品が単体でも販売される点を冒頭にも明記

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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