王家決闘アクションゲーム『At Fate’s End』発表。王女が一族と壮大な家族喧嘩、剣と会話で王家の行く末を決める
デベロッパーのThunder Lotusは6月9日、アクション・アドベンチャーゲーム『At Fate’s End』を発表した。

デベロッパーのThunder Lotusは6月9日、アクション・アドベンチャーゲーム『At Fate’s End』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|Sで、2026年配信予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。
本作は、幻想的なファンタジー世界を舞台に、とある王家の家族間の争いを描く作品だ。プレイヤーの選択によって、その王家の未来が左右されるマルチエンディングが採用されている。

『At Fate’s End』の主人公は、Hemlock一族の若き王女Shanだ。その一族は現在崩壊した状態にあり、彼女は自らが持つ権利を確かなものにすべく、疎遠になっている兄弟姉妹たちとの決闘に挑む。プレイヤーは、さまざまな環境で構成された王国を探索し、現れるモンスターを倒しながら、家族の待つ場所へと向かうこととなる。
主人公のShanは、Aesusと呼ばれる伝説の神剣を武器とし、家族とのバトルではハイテンポな剣戟が展開されると同時に、ふたりが感情をぶつけ合う会話も重要な要素になるという。心理的な洞察や、お互いが歩んできた苦難の歴史などをもとに、複数提示された中から返答を選んでバトルを進めていく。本作では決闘を通じて、プレイヤーの心を揺さぶる物語が紡がれ、またふたりの関係性も形作られていくそうだ。


決闘をこなし家族とのつながりを確かめることで、Shanの剣技と知識は徐々に充実していく。また、家系図のようなスタイルで表現されたスキルツリーも用意されるとのこと。そして、道中で下したプレイヤーの選択によってHemlock一族の未来が決定し、場合によっては破滅へと導いてしまうこともあるという。
本作の開発元Thunder Lotusは、マネジメント・アドベンチャーゲーム『Spiritfarer』やメトロイドヴァニア・アクションゲーム『Sundered』などを手がけたことで知られるスタジオだ。『Spiritfarer』は、故人の魂を死後の世界へと送り届ける別れを描き、高い評価を得た作品。本作『At Fate’s End』はアクションメインのゲームプレイとなるが、『Spiritfarer』から学んだというゲームシステムと物語の相互作用をさらに追求して開発中とのこと。
『At Fate’s End』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年配信予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。