声優・森久保祥太郎さん、『アークナイツ』からも降板。『原神』に続き
Hypergryph/Yostarは3月14日、『アークナイツ』公式Xアカウントにて声優の森久保祥太郎氏が降板となったことを報告した。

Hypergryph/Yostarは3月14日、『アークナイツ』公式Xアカウントにて声優の森久保祥太郎氏が降板となったことを報告した。
『アークナイツ』は、基本プレイ無料のタワーディフェンスゲームだ。中国・上海のゲーム開発会社Hypergryphが手がけ、パブリッシャーブランドGRYPHLINEから展開されている。日本国内およびグローバル向けにはYostarが2020年1月より運営・配信をおこなってきた。
今回本作公式Xアカウントは、作中のキャラ「エリジウム」を演じていた声優の森久保祥太郎氏が降板することを報告した。プレイヤーおよび関係者への謝罪が述べられるとともに、既存音声の差し替えについて詳細が決まり次第案内されることが伝えられた。理由は、諸般の事情と説明されている。
エリジウムは2020年12月に実装されたキャラであったものの、突如担当声優であった森久保氏が降板となり、既存音声の差し替えまでおこなわれる格好だ。森久保氏といえば、先日『原神』において未実装キャラからの降板が伝えられたばかり(関連記事)。今回と同じく理由は諸般の事情と説明されていたものの、ユーザーやメディア間では、同氏が昨年8月に書籍「命がけの証言」を原案とする朗読劇に出演したことが原因ではないかという推測が寄せられている状況があった。
「命がけの証言」は中国の新疆ウイグル自治区の問題をテーマとして中国共産党を批判する内容(Books)。そのため一部中国ユーザーからは、中国に拠点を置く『原神』の開発元miHoYoに対して、森久保氏の起用を問題視する意見が寄せられていた。そうした状況が、同氏の降板に繋がった可能性はある。
今回降板となった『アークナイツ』についても、先述のとおり中国に拠点を置く開発元Hypergryphが手がけているタイトルだ。いずれの作品でも公式は「諸般の事情」と説明している点には留意したいものの、森久保氏がほぼ同時期に両作から降板となった点を見るに、降板の理由が同じ可能性はあるだろう。
なお『アークナイツ』では2021年10月、プラチナを担当していた茅野愛衣氏が突如降板。この際も降板の詳細な理由は明かされていなかったものの、同氏が同年2月に靖国神社を参拝していたことが原因と見られている(関連記事)。