Global Sites
最大4人協力マルチ対応・北極圏オンボロ車サバイバル『Arctic Drive』、11月25日早期アクセス配信へ。タイヤもドアも継ぎはぎ修理、資源ギリギリの極寒ロードトリップ
Bonus Stage Publishingは9月24日、『Arctic Drive』を11月25日に早期アクセス配信すると発表した。本作は最大4人協力プレイに対応する、北極圏でのサバイバルシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのBonus Stage Publishingは9月24日、Pebbles GamesおよびPlayTogether Studioが手がける『Arctic Drive』を11月25日に早期アクセス配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Arctic Drive』は、最大4人協力プレイ対応のサバイバルシミュレーションゲームだ。プレイヤーは食料が尽きた山小屋で目を覚まし、ガレージに残されたオンボロ車を頼りに旅立つことになる。プレイするたびに自動生成される北極圏の荒野を舞台に、燃料や食料、車の部品などを集めながら、安全な場所を目指して走り続けるのだ。

本作で何より重要なのが、旅の相棒となる車だ。車はエンジンやタイヤ、ラジエーター、ドアなどさまざまなパーツから構成されている。映像では車体からタイヤを取り外し、別のタイヤを手に持って装着する様子や、ボンネットを開けてエンジンの性能を確認する場面なども確認できる。また、衝突すればシャシーやパーツも変形するため、無事に走り続けるには車の状態にも気を配る必要があるようだ。
必要な部品は、探索で手に入れるだけでなくクラフトすることも可能。不要な物資をリサイクルして素材に変え、クラフトベンチで車のパーツや修理用品などを作成できる。これまでのアップデートでは設計図を研究してレシピを恒久的にアンロックする仕組みも実装されており、車両、食料、医薬品、衣服といったカテゴリーのアイテムを制作できるという。

さらに、道中で見つけた物は実際に車へ積み込んで運ぶことになる。本作では、すべてのオブジェクトに物理演算が適用されており、燃料缶をトランクへ放り込んだり、箱を荷台へ積み上げたりすることが可能。一方で積み荷が増えるほど車は重くなり、速度や燃費にも影響するという。急なカーブなどでは積んだ物が車外へ飛び出す場合もあるため、欲張って何でも積み込めばよいわけではないようだ。
トレーラーやキャンピングカーを牽引し、移動基地として利用することもできる。キャンピングカー内にはクラフトベンチや調理設備、収納箱などを設置可能で、ヒーターや電力も利用できる。ただし車両へ接続しているあいだは燃料を消費し、車体が重くなれば走行にも影響する。物資を大量に運べる利便性と引き換えに、車体重量や燃料消費も考慮する必要がある。

一方、車外ではプレイヤー自身の体調にも気を配る必要がある。空腹や喉の渇き、体温といったステータスが存在し、食料や飲料を確保しながら寒さをしのがなければならない。道中には山小屋やガソリンスタンドなどさまざまな場所が出現し、物資を漁るためには車を降りて探索する必要があるという。
天候も旅を妨げる要素のひとつだ。吹雪やホワイトアウトが発生するほか、昼夜も変化する。また、雪には独自のシミュレーションが導入されており、車で雪面を走れば轍が刻まれ、徒歩で移動すれば足跡が残るという。加えて、雪には深さの概念もあり、場所によっては車で雪だまりをかき分けながら進むことになるようだ。

本作はソロプレイのほか、最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。仲間と車に乗り込み、物資を分け合ったり、倒れたプレイヤーを蘇生したりしながら旅を続けることが可能。近接ボイスチャットにも対応しており、仲間とその場で連携しながら探索できる。車と仲間を頼りに、物資を集めながら極寒の荒野を進んでいくのだ。

本作の開発を手がけるPebbles Gamesは、アメリカを拠点とするインディーデベロッパーだ。独自のネットワークフレームワーク「PurrNet」を開発しているほか、物理演算を取り入れた対戦アクション『CRACKED』や『Potion Shop Simulator』などを手がけてきた。公式サイトでは、既存作品のオンライン対応やネットワーク設計、Unity向けツール開発なども事業として掲げている。
『Arctic Drive』では、これまでクローズドベータやオープンプレイテストが実施されており、プレイヤーから寄せられた意見をもとに改良が続けられてきた。9月にはシナリオモードも導入され、行方不明になった人物を追いながら車を組み立て、不要なパーツをスクラップ化するといった流れを通じてゲームの仕組みを学べるようになった。また、10月開催のSteam Nextフェスではデモ版を配信予定。デモ版ではQoL改善やロケーションの更新、新たな車用装飾品なども盛り込まれるという。

なお、早期アクセス期間は1年弱を見込んでおり、コミュニティから寄せられるフィードバックをもとに、コンテンツの追加やパフォーマンスの改善などを進める予定だ。開発の進行にあわせてコンテンツや機能が拡充され、販売価格も段階的に引き上げられる方針となっている。
早期アクセス配信後のロードマップでは、Mod対応やランダムなオフロードイベント、車両の改造、新たな車両・パーツ・トレーラーなどを実装していく計画だ。さらに正式リリース時には、車両やシナリオを増やし、野生動物も導入予定とされている。オンボロ車に物資を詰め込み、故障や寒さ、燃料切れと付き合いながらどこまで雪道を走り続けられるのか。北極を舞台としたロードトリップの行方に注目したい。
『Arctic Drive』はPC(Steam)向けに、11月25日早期アクセス配信予定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


