『ARC Raiders』の最大同時接続人数はずっと調子がいい。リリースから2か月経ってもプレイヤー数を“9割維持”

『ARC Raiders』の最大同時接続プレイヤー数は、リリースから2か月が経過しても衰えていないようだ。

Embark Studiosが2025年10月30日にリリースした、PvPvE形式の脱出シューター『ARC Raiders』。昨年のSteamにおける人気タイトルをまとめた「2025年 年間ベスト」でもその好調な売り上げからプラチナタイトルにランクインした本作だが、その人気は決して一過性のものではないということを示す興味深いデータが注目を集めている。

『ARC Raiders』はPvPvE形式の脱出シューターだ。PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けにリリースされている。またソロプレイまたは最大3人でのチームプレイに対応。本作の舞台はARCと呼ばれる謎の機械によって荒廃した未来の地球。プレイヤーは「レイダー」と呼ばれるならず者のガンマンとなり、ARCや敵対するほかのレイダーなどと地表で戦う。戦闘や探索を通じて手にした貴重な物資を、地下居住区「スペランザ」へと持ち帰ることを目指す。

前述の通り、発売から間もなく人気タイトルとなった本作。そしてその人気は売上だけではなく、高いプレイヤー定着率という形でも表れているようだ。Steamにおける同時接続プレイヤー数を確認できるサイトSteamDBによると、『ARC Raiders』の最大同時接続プレイヤー数(PCU)は約48万人。これに対し直近1週間でのPCUは40万人前後、なかでも昨年末の12月29日には約44万人以上ものプレイヤー数を記録している。発売から2か月が経過してもなお、最大時の90%前後のプレイヤー数が継続的に本作をプレイしていることがわかる。

それではなぜ、本作にプレイヤーがここまで定着しているのか。本作で貴重な物資を持ち帰るために乗り越えなければならないのは、ARCとの戦闘だけではない。同じく物資の回収を目的とした他プレイヤーと出会った際は、勝者がすべてを手に入れる命がけのアイテム争奪戦が始まることもあれば、目的を同じくするもの同士の即席の協力体制が組まれることもある。そういったPvPvEならではの緊張感のある流動的なゲームプレイが、本作の好評の一因となっているのだろう。

また本作では、ゲームバランスを壊しかねない強力な武器やグリッチへの迅速な修正、スキルツリーリセットの実装など、プレイヤー目線を意識したタイトル運営が行われている。この点も、本作の高いプレイヤー定着率に貢献しているものと思われる。

本作と近い時期に発売されたほかの買い切り型シューター系タイトルには『Battlefield 6』が存在する。人気シリーズの最新作である『Battlefield 6』は、リリース当初は約75万人ものPCUを記録し話題となっていたが(関連記事)、本稿執筆時点の直近1週間のPCUは約13万人と大きな落ち込みを見せているようだ。

『Battlefield6』

『Battlefield6』がリリース直後に全体のPCUを記録していることに対して、『ARC Raiders』のPCUはリリースから半月ほど経過したタイミングで記録されていることにも注目だ。『ARC Raiders』は完全新規IPとしてリリースされていることもあり、プレイヤーの間で徐々にその注目を集めていった経緯が垣間見える。また、2025年のGoogle検索ランキングにおいて『ARC Raiders』が世界のゲームカテゴリで1位を獲得したというニュースも記憶に新しく(関連記事)、本作はプレイヤーから熱心に愛されているタイトルであると言えるだろう。

『ARC Raiders』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。

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Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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