武器自作・壮大冒険アクション『ブレード・オブ・ファイア』発表。『メトロイド ドレッド』のMercurySteamが手がける新作は、鍛冶屋兼勇者の冒険ファンタジー

505 Gamesは2月28日、『Blades of Fire(ブレード・オブ・ファイア)』を正式発表した。武器を鋳造して自作する要素のある、アクションアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーの505 Gamesは2月28日、MercurySteamが手がけるアクションアドベンチャーゲーム『Blades of Fire(ブレード・オブ・ファイア)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年5月23日に発売予定。

『Blades of Fire』は、肩越し視点で進むアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、クリーチャーやアンデッドが闊歩するファンタジー世界にある王国。この国は、鋼鉄を石に変える力を持つ邪悪な女王「ネレア」が率いる軍勢によって危機に瀕していた。プレイヤーは王国の守護者であり、唯一鋼鉄の武器を振るうことができる「アラン・デ・リラ」となり、王国を救うために立ち上がる。


ゲームプレイは、『God of War』リブートシリーズのような肩越し視点のアクションを中心に展開される。女王を追う旅路の中では、女王の兵士、クリーチャー、アンデッドなど、50種類以上の敵が立ちはだかるという。トレイラーでは4本の腕を持つ巨大な敵や、堅いうろこ状の盾と槍を持ち襲い掛かる敵も確認できる。各敵は独自の戦闘スタイル、武器、および装備を持っており、適切な武器でないと倒せないものも存在する。プレイヤーは状況に応じて斬る、刺す、または殴るなどの多彩なアクションで敵を倒していく。また敵のどの部位を攻撃するかを切り替えることもでき、戦術的な戦闘となっているようだ。

多種多様な敵に対抗するため、プレイヤーは鍛冶場で自らの装備を作成することができる。武器は7種の基本カテゴリに加え、「フォージ・スクロール」というスキルを用いて特性を付与させることが可能。フォージ・スクロールは旅の道中で見つけることができ、それぞれに長所と短所があるため、状況を見極めながら使う必要がある。また武器の素材によって重量、長さ、耐久性、貫通力、刃の質が変わるため、多種多様なバリエーションの武器が作成できるという。

また、旅の途中では若き学者であり相棒の「アドソ」が登場。戦闘中、アドソは敵を分析し、倒し方のヒントをメモしてくれる。適切な装備とアクションでないと倒せない敵もいるため、アドソとの連携が重要になる。またアドソは失われた古代言語であるフォージャーの言葉を話せるため、この冒険で不可欠な存在となるようだ。王国を取り戻すため、二人は巨大な城、迷路のような宮殿など、謎と危険に満ちあふれた壮大な世界で戦い抜いていく。

開発を手がけるのはスペインのマドリードを拠点に置くMercurySteam。任天堂との共同開発で『メトロイド ドレッド』を手がけたほか、『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ』など、探索型の3Dアクションゲームを開発した実績のあるデベロッパーだ。『Blades of Fire』は3年半ぶりの新作となる。同社の得意とするファンタジー世界でのアクションゲームということで、本作の完成度にも期待がかかる。

『Blades of Fire』はPC(Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに5月23日に発売予定。また本日より各プラットフォームにて、本作の特典付きデジタル版先行予約が開始されている。

Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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