Global Sites
『The Witness』開発者の新作『Order of the Sinking Star』、前作を余裕で超える初動売上本数を叩き出す。10年がかりの新たな“パズル地獄”も人気強烈
開発者のJonathan Blow氏は本作の好調な売れ行きを報告している。

パブリッシャーのArc Gamesは10月9日、Theklaが手がける『Order of the Sinking Star』のPC(Steam)版を配信開始した。PS5/Nintendo Switch 2向けにも展開されており、日本国内では弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシングブランドPLAYISMより年内に配信予定だ。本作がさっそく人気を集めるなかで、開発者のJonathan Blow氏はその好調な売れ行きを報告している。
『Order of the Sinking Star』は、1000問を超えるパズルを解き明かすパズルアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、奇妙な魔法や危険な仕掛け、凶暴なモンスターが潜む異世界。4つの世界を冒険するなかで、女王、盗賊、戦士、魔法使いといったキャラクターたちが出会い、やがて世界同士も交わり合っていく。そうして、隠された真実が少しずつ明らかになる。

本作は『倉庫番』のような、グリッド上でオブジェクトを動かすパズルゲームをベースとしている。一方で、東西南北に分かれた4つのエリアでは、キャラクターやステージに応じてさまざまなギミックが登場する。なお、それぞれのパズルは好きな順番やタイミングで攻略可能。数十種類のメカニクスを通して、何百時間にもおよぶゲームプレイが楽しめるという。
本作を手がけるのは『The Witness』などを手がけたゲームデザイナーのJonathan Blow氏だ。同氏はTheklaを率い、2016年から約10年にわたって本作を制作してきたという。同氏はC++に代わる独自言語Jaiを開発。それを用いて作ったゲームエンジンが本作に使われている。なお本作は当初、ゲームデザインとJaiの2つの観点での実験的な作品という立ち位置だったことが明かされており、プロトタイプがのちに10年をかけた大規模なプロジェクトへと発展したというわけだ。

そんな本作についてBlow氏は、発売からちょうど1週間となる10月16日に、本作の売上の一部を公表。Steamでの初週の販売本数は、過去作『The Witness』よりも45%多かったという。ちなみにBlow氏は、2016年1月26日の『The Witness』発売の1週間後に、同作の売上を公表していた。これによれば、販売本数は全プラットフォーム合計で10万本を大幅に上回り、売上は500万ドル(為替レートは当時と乖離があるものの、現在の日本円に換算すると約8億円)にのぼったとのことであった(Game Developer)。『Order of the Sinking Star』はそんな同作以上の初動売上となっているのだろう。
ただし同氏は、『Order of the Sinking Star』の価格が『The Witness』よりも25%安いことをあわせて説明。『The Witness』のSteamでの定価は39.99ドル(日本向けには3980円)であった一方で、本作は29.99ドル(3400円)で購入可能である。さらに、『Permafrost』や『Animal Well』といった作品とのバンドル販売も用意されている。そのため、価格が安い本作のほうが販売本数が多いことは想定通りであるという。とはいえ、当時大きなヒットとなった『The Witness』と同じくらいか、最終的には上回るぐらいの収益面での成功を収めていると考えているそうだ。
現在本作の具体的な売上は出ていないものの、評価だけでなく売上についても、さっそく好調な滑り出しが伝えられた。なお、本作は国内でのNintendo Switch 2版とPS5版の発売を年内に控えている。ここからどれほど売上を伸ばしていくのか注目したい。
『Order of the Sinking Star』はPC(Steam)向けに配信中。日本国内向けのPS5/Nintendo Switch 2版は年内配信予定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


