「中二病」心理解明ミステリー『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』Steamにてじわじわ好評。“イタさ”の裏に笑えない悩み、中二病に寄り添う共感推理

ファインは10月9日、『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』の早期アクセス配信を開始した。

株式会社ファインは10月9日、『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1280円。11月13日からは価格が引き上げ予定だ。Steamのユーザーレビューは、記事執筆時点で少ないながらもすべて好評となっている。

『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者- 』は、中二病の来訪者たちの悩みと向き合って本音を読み解く、共感型心理ミステリーADVである。本作の世界には、一般に中二病と呼ばれるようなものたちが存在。彼らは前世の記憶やもう一人の自分など、第二現実を信じて疑わないのだという。本作のメインキャラクター・砂取小五郎は、「さとり第二現実相談室」の室長として中二病の来訪者たちの悩みと向き合い、第二現実に隠れた本当の気持ちや経緯と向き合う。誰にも言えなかった痛みに寄り添う、理解と救済の物語が描かれる。

「さとり第二現実相談室」室長の砂取小五郎は、対話・読心・翻訳によって第二現実を信じる中二病の来訪者たちの本音を読み解いていく。本作でプレイヤーは砂取小五郎の視点から、中二病の来訪者たちと向き合う。まずは「対話」によって彼らの事情を聞き取り、「翻訳」ではキーワードを埋める形で彼らの深層心理を推理。「読心」で来訪者たちの第二現実へ踏み込み、隠された気持ちと中二病になった経緯も突き止めていく。ただし誤った選択を続けると、状況が悪化してしまうとのこと。対話によって来訪者たちの気持ちを解明していく心理ミステリーが、ちょっとした謎解きとともに展開されるのだ。

キャラクターとしては、小五郎の助手志望の少女・梓実琴や、中二病を医学的根拠がないと否定するナナミ、前世が堕天使だったという天野乙流などが登場。ストアページによると、理解してもらえないと感じたことがある人や、心理描写が深く選択が物語に影響するミステリーADVなどが好きな人におすすめであるそうだ。

本作『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者- 』は、10月9日にSteamにて早期アクセス形式で配信開始された。早期アクセス版ではチャプター4までの内容が収録されており、7時間から9時間程度の内容がプレイ可能となっている。記事執筆時点ではSteamのユーザーレビューは8件と少ないものの、さまざまな言語からすべて好評のレビューが寄せられている。静かな立ち上がりであるが、ひとまずプレイヤーからは内容が受け入れられているようだ。

また本作は、早期アクセス期間中にフィードバックを参考にしながら、正式リリースに向けた品質向上や調整を進められる。正式リリース時にはエピローグまでが収録され、12時間から14時間程度の内容に拡張予定。さらに11月13日に通常価格の引き上げが予定されており、現行の税込1280円から税込1980円へと引き上げられる。なお本作は、国内のゲーム開発会社ファインの社内若手チーム「Shadow Glove」が手がけている。過去作としては、人狼風の推理ADV『おやおや?大家さん!』をリリース。同作については、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー122件中81%の好評となっている。

『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者- 』は、PC(Steam)向けに税込1280円で早期アクセス配信中。11月13日には、価格の変更も実施予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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