『Ever17』『AI: ソムニウム ファイル』の打越鋼太郎氏が新会社「Crash Keys」設立。“1年半手がけたゲームの開発中止”を経て、予定外の急出航に

打越鋼太郎氏は10月15日、株式会社Crash Keysの設立を正式に発表した。

シナリオライターの打越鋼太郎氏は10月15日、株式会社Crash Keysの設立を正式に発表した。同社では、打越鋼太郎氏がこれまでに培ってきた経験や発想を生かして、新たなオリジナルプロジェクトを進めていくという。各プロジェクトの内容などについては、順次発表予定とされている。

打越鋼太郎氏は、『Ever17 -the out of infinity-』や『AI: ソムニウム ファイル』などを手がけてきた、国内のクリエイターだ。KIDにて『Ever17 -the out of infinity-』を含む『infinity』シリーズや『メモリーズオフ」シリーズなどに携わった後、スパイク・チュンソフトへ入社。同社にて、「極限脱出」シリーズや『AI: ソムニウム ファイル』シリーズを手がけてきた。またスパイク・チュンソフトからの退社後は、トゥーキョーゲームスの創設メンバーの一人として『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』のシナリオディレクションなどに関わってきた。近年で特に評価の高い作品としては、『AI: ソムニウム ファイル』にて記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー8925件中91%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ゲームの仕組み自体を上手く活かしたシナリオも特徴だろう。

打越鋼太郎氏

今回はそんな打越鋼太郎氏による新会社Crash Keysの設立が発表された。同社では、打越鋼太郎氏がこれまでに培ってきた経験と独自の発想を生かして、新たなオリジナルプロジェクトを進行。既存の枠組みにとらわれないアイデアを出発点に、プレイヤーの心を動かす作品づくりに取り組むという。具体的な新作などについては明かされておらず、準備が整い次第順次発表予定とされている。打越鋼太郎氏は直近ではトゥーキョーゲームスに所属し、『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛氏らと作品を制作していたが、今後は同社にてオリジナルプロジェクトを進めていくのだろう。プレスリリースによると、同社ではオリジナルプロジェクトの推進と事業基盤構築に向け、出資パートナーを募集中であるとのこと。同氏による新作に期待したいところだ。なお同社は2025年3月に設立。打越鋼太郎氏が代表取締役を務めている。

打越鋼太郎氏による新会社・株式会社Crash Keysについては、キャッチコピーや公式サイトなどが公開中だ。なお、当初の予定では新作のゲームの発表にあわせて「CRASH KEYS」の公表が考えられていたのだという。しかし同氏のポストによると、1年半かけて開発してきたゲームが突如開発中止になり、やむを得ずスケジュールを前倒しにして会社の発表になったとのこと。文字通り会社がCrashしてしまう事態を防ぐためにも、仕事やプロジェクトへの出資を募っているそうだ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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