「HPなし」超マニアック戦車アクション『Tank Battle Classic』が注目浴びる。装甲ぶち抜けば“一撃決着”、実戦さながら濃厚砲撃戦

Chobi Softwearは9月25日、戦車戦アクションゲーム『Tank Battle Classic』を配信開始した。

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Chobi Softwearは9月25日、戦車戦アクションゲーム『Tank Battle Classic』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。“戦車”を題材にマニアックなゲーム開発を続けてきた作者の最新作として、注目を集めている。

『Tank Battle Classic』は第二次世界大戦の戦闘車両を題材にした、シングルプレイヤー向けの戦車アクションゲームだ。プレイヤーはさまざまな戦車を自由に操作し、戦車の性能と地形を活かして敵部隊を撃破する。郊外・市街地・森林・山岳地帯・平原といったマップを舞台に、レトロなビジュアルの戦車戦が繰り広げられる。

本作での戦車戦は、一般的なヒットポイント制は採用されておらず、砲弾が装甲を貫徹できるかで決着する。戦車の正面は装甲が厚く、逆に側面や背面は弱点となっている。さらに砲弾の威力は距離に応じて低下するうえ、着弾角度も重要になる。斜めに命中させると貫通力が弱まり、跳弾してダメージを与えられない場合があるのだ。つまり戦闘中は敵から垂直の位置を取るように戦車を操縦するのが大事になる。さながら実際の戦車戦のような立ち回りが求められるわけだ。

CPUの敵戦車との戦闘が楽しめるミッションモードでは、遮蔽物の多い近接戦闘、長距離の迎撃戦、濃霧の中での遭遇戦、護衛任務など、さまざまな舞台で複数のミッションが用意されている。起伏や障害物を利用して出来るだけ被弾を抑えつつ、敵戦車を全滅させるのだ。また、戦闘中は上空の偵察機から戦況を俯瞰して観察することが可能。敵戦力の動向を把握して退路を確保したり、逆に待ち伏せしたりと、状況に合わせて適切な戦略を組み立てることができる。

戦車戦の醍醐味である砲撃は照準器を使った一人称視点でおこなう。敵との距離が離れている場合はゼロインも調整しつつ、砲身の角度を調整して、敵を照準器の中央に捉えるのだ。なお、戦車にはそれぞれ移動速度や砲撃の貫通力、装甲厚などの性能が反映されている。さらに、戦車によっては長距離でも威力が落ちないHEAT弾を装填していることも。一方そうした特殊弾は弾速が遅く、遠方で動く標的に当てるのは難しい。こうした戦車のスペックも意識した戦略的な戦い方が重要になってくるのだろう。

ミッションをクリアすると、クリア時間や被弾数などに応じてスコアが得られる。そうして得られるポイントを使って、新たな戦車をアンロックしていく仕組みだ。現時点でプレイ可能な戦車は15種類以上にもおよび、代表的なものではT-34/76やKV-1、パンターG、IV号戦車、ティーガーI・ティーガーII、ヘッツァーなどが実装されている。今後のアップデートで、ミッション・マップ・戦車の追加をそれぞれ予定している。

本作を手がけるChobi Softwearは、モバイル端末向けに戦車などを題材としたアプリを制作してきた、ちょび氏によるスタジオだ。過去には、さまざまな戦車の履帯の動きをシミュレーションする、『戦車の履帯を愛でるアプリ』をリリースし、そのマニアックな内容で注目を集めた。このほかにも、“パタパタ案内板”を3Dで再現した『パタパタ案内板を愛でるアプリ』や、空中戦に特化した対空ゲーム『Simple Air Combat』などをiOS/Android向けに展開。ミリタリーなどをテーマに、独特かつニッチな切り口で掘り下げるアプリ開発によって、独自のファン層を築いてきた開発者だ。

そんなモバイル端末向けに活動を続けてきたちょび氏による初のPC向けタイトルが『Tank Battle Classic』だ。本作は記事執筆時点で90件を超えるSteamユーザーレビューを集めており、うち87%の好評とする「非常に好評」のステータスを得ている。操作感はカジュアルで分かりやすく、CPUの敵戦車との戦いには歯ごたえがあるとして、誰でも手に取りやすい本格戦車ゲームとして好評を得ている。特に戦車の動作モーションなどは、戦車マニアからも高い評価を得ている様子だ。今後は新たな戦車やマップの追加も予定されているという。今後のアップデートを通じて、さらなる評価の高まりにも期待したいところだ。

『Tank Battle Classic』はPC向け(Steam)に発売中だ。

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Kousetsu Taguchi
Kousetsu Taguchi

レトロゲームショップに入ると真っ先にセガサターンのコーナーを確認するタイプです。

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