Global Sites
“自称普通”のゴルフシム『Normal Golf Game』、さっそく「好評率98%」の大人気。物理演算ガチゴルフ、だけどコースはいろいろ変
Luke Muscat氏は9月21日、『Normal Golf Game』を配信開始した。

個人デベロッパーのLuke Muscat氏は9月21日、『Normal Golf Game』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は配信から約1週間で高い評価を集め、Steamユーザーレビューでは「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。
『Normal Golf Game』は、物理演算を取り入れた一人称視点のゴルフシミュレーションゲームだ。プレイヤーは曖昧な記憶のなか、とあるゴルフコースへと放り込まれる。しかも口座からは10万ドルもの参加料が差し引かれ、出口も見当たらない。ゲーム内に登場する「Luke Muscat」を満足させるまで、ひたすらゴルフに挑むのだ。

本作のゴルフは、ボタンを押してゲージを止めるタイプではなく、クラブそのものを物理挙動で操作する仕組みとなっている。スタンスや向き、クラブフェースの角度、スイングの軌道などを自分で調整し、マウス操作では両手をドラッグするように動かしてクラブを振る。打球後にはフックやスライス、トップといった結果も表示され、力加減だけでなく、クラブをどの角度や軌道で当てたかによって弾道が変化する。また、ドライバーやハイブリッド、アイアン、ウェッジ、パターといったクラブも用意されており、状況に応じて使い分けながらコースを攻略していく。

本作では、ゴルフコースを自由に探索しながら、さまざまな課題へ挑戦することが可能だ。広大なマップは一人称視点で歩き回ることができ、好きな場所からボールを打ち、コース上のさまざまなものを狙える。各地には100種類を超える「バウンティ」が用意されており、スイカをボールで破壊したり、“巨大な便器”へ打ち込んだりと、通常のラウンドとは異なる課題へ挑戦可能。バウンティを達成すると報酬を獲得でき、その資金で新たなクラブを購入できる。なお、純粋に9ホールのスコアを競う「ボーナスモード」も収録されている。

そんな『Normal Golf Game』は、配信から約1週間で評価を集め、本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー856件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。本作は、狙った場所へボールを飛ばすだけでも細かな操作を求められる、手強いゴルフシステムが持ち味だ。クラブを使い分けながらフェースの向きやスイング軌道まで自分で調整する必要があり、わずかなズレがフックやスライス、トップといったミスにつながる。一方で、操作に慣れるほど狙いどおりのショットを打てるようになるため、難しさを乗り越えて上達していく手応えが評価されている。

ゴルフそのものと並行して、奇妙な物語が展開される点も本作の特徴だ。Luke Muscat氏本人が出演する実写映像がゲーム内に組み込まれており、プレイヤーへ課題を突きつけるゲームデザイナーとして登場。監視カメラが設置された施設や「Prize Department」と呼ばれる場所など、コースの裏側へ踏み込むこともできる。高難度のゴルフと、開発者自身を題材にしたメタ的な物語が評価されている。

本作の開発を手がけるLuke Muscat氏は、『Fruit Ninja』や『Jetpack Joyride』のゲームデザインを手がけた人物だ。長年ゲーム開発に携わったのち、ソロでのインディーゲーム開発へ移行。2024年には初のソロ開発作品『Feed the Deep』を発売しており、『Normal Golf Game』は2作目のソロプロジェクトとなる。
Muscat氏によれば、本作のデモ版はSNSなどで数百万回規模の閲覧を集めたという。一方で開発そのものについては、約20年にわたる自身のキャリアでも特に過酷な開発サイクルのひとつだったとしている。そして9月26日にSteamで「圧倒的に好評」へ到達した際には、想定を上回る反響だったとしてプレイヤーへの感謝を伝えている。過酷な開発を経て世に出た『Normal Golf Game』が、今後どこまで評価を伸ばしていくのかにも注目したい。
『Normal Golf Game』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして10月6日までは定価から20%オフとなる税込1080円で購入できる。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


