MMORPG「運営」シム『Let’s Build a Dungeon』では“開発チームを残業地獄”にしたりプレイヤーの要望を聞いたり生々しい。作ったゲームはほんとに遊べる、来年2月11日早期アクセス配信へ

Springloadedは9月21日、『Let’s Build a Dungeon』を2027年2月11日に早期アクセス配信すると発表した。

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デベロッパーのSpringloadedは9月21日、『Let’s Build a Dungeon』を2027年2月11日に早期アクセス配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語表示および字幕に対応予定で、現在はデモ版が配信中。

『Let’s Build a Dungeon』は、ゲームスタジオ経営とMMORPG制作を組み合わせたシミュレーションゲーム。高い評価を得た動物園運営シム『Let’s Build a Zoo』などを手がけたSpringloadedの新作だ。本作でプレイヤーは自らゲーム会社を経営し、スタッフを雇いながらオリジナルのMMORPGを開発。街やダンジョン、クエスト、モンスターなどを作り込み、制作した世界へバーチャルプレイヤーを迎え入れていく。

本作には、複数のモードが存在する。まず「キャンペーンモード」では、会社のCEO兼ゲームデザイナーとしてゲーム開発を進める。アーティストやプログラマー、プランナー、テスターなどを雇い、オフィスを構え、開発スケジュールを管理。広告展開やゲームメディアとの関係構築などもこなしながら、自社のMMORPGを育てていくことになる。

開発するゲーム世界についても細かく手を加えられる。マップ上に建物や木々を置くだけでなく、クエストや敵、ジョブクラスなどを設定可能。また、制作した世界にはバーチャルプレイヤーが訪れ、彼らがどのように冒険しているのか、その行動や反応を確認できる。さらに、必要に応じてアイテムのドロップ率や敵のステータスなどを調整し、自ら制作したゲームへ直接入り込んでプレイテストすることも可能だ。

こうしたゲーム制作と並行して、スタジオ運営に関する判断も求められる。投資家やパブリッシャー、ファン、ほかのデベロッパーなどとのやり取りが発生し、開発期間を延ばすのか、スタッフに長時間労働を求めるのか、コミュニティから寄せられた要望を取り入れるのかといった選択を迫られるのだ。また、ゲーム内には「GameLink」と呼ばれる架空のゲーム販売プラットフォームが登場。制作したゲームの商品ページを準備し、スクリーンショットを撮影したりデモ版を公開したりしながら、ゲーム内での早期アクセス配信を目指していく。

一方「クリエイティブモード」では、用意されたゲーム制作ツールを使って独自の作品を作成可能。キャラクタークリエイターや会話エディター、インベントリエディター、ポートレートエディター、クエスト作成ツールなどが用意され、キャラクターのドット絵を描いたり、会話の分岐を組んだり、クエストの流れを設定したりできる。数千点におよぶ手描きアセットも利用可能で、完成したゲームは自分でプレイできるほか、オンラインで共有する仕組みも用意される。

そして「ひたすら建設モード」は、ゲームスタジオ運営の細かな部分を省き、RPG世界の制作に集中できるモードだ。ランダムに提示されるカードからクエストやアセットパック、マーケティング効果などを選択しながら世界を拡張。サーバーを強化し、より多くのバーチャルプレイヤーを呼び込んでいく。同モードではオンライン協力プレイも計画されている。ただし、開発元のSpringloadedによると、協力プレイ機能については提供時期が未定で、配信前にあらためて詳細を案内する予定とのことだ。

本作は当初、今年11月のリリースを目標として開発されていた。しかし今回、配信時期を2027年2月11日へ延期することが決定された。Springloadedは、小規模なチームによる自主パブリッシング作品であることから、年末のSteamにおける混雑したリリース時期を避けたいと説明。さらに期間を確保することで、早期アクセス配信初日のバージョンへさらなる調整とコンテンツ追加を施せるとしている。

なお早期アクセス期間は約12か月を予定。正式リリースに向けて、新たなクエストやゲーム内のマイルストーン、機能、クリエイティブツールなどを追加していくという。キャンペーンモードについても内容を拡張し、ゲーム内の早期アクセス配信から正式リリースまでスタジオを導けるようにする計画だ。早期アクセス終了後には販売価格を引き上げる予定も明かされている。キャラクターやクエストを作るだけでなく、「ゲームを作る会社」そのものまで運営する本作。ゲーム開発と、そのゲームを遊ぶプレイヤーの双方を行き来する仕組みがどのように広がっていくのか注目したい。

『Let’s Build a Dungeon』はPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2027年2月11日より早期アクセス配信予定。ゲーム内は日本語表示および字幕に対応予定で、現在デモ版が配信中だ。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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