PS5版『デモンズソウル』などリメイクの名手Bluepoint Games、スタジオ閉鎖へ。PlayStation Studios入りから4年、表舞台に出ぬまま閉鎖に

ソニー・インタラクティブエンタテインメント傘下のBluepoint Gamesが閉鎖されることが明らかとなった。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント傘下のBluepoint Gamesが閉鎖されることが明らかとなった。Bloombergが報じている。

Bluepoint Gamesは、アメリカ・テキサス州オースティンに拠点を置くデベロッパーだ。『メトロイドプライム』の開発に携わったふたりのエンジニアによって2006年に設立。オリジナル作品『Blast Factor』をPS3のローンチタイトルとして送り出した後は、他社タイトルの移植・リマスターを中心にした活動を続けていた。

PS4版『ワンダと巨像』

携わった作品の多くがPlayStation向けのファーストパーティタイトルであり、『ゴッド・オブ・ウォー』や『ICO』『ワンダと巨像』のPS3向けリマスターや、PS4版『GRAVITY DAZE』『アンチャーテッド コレクション』などを担当。そしてBluepoint Gamesとして初めてフルリメイクに挑んだのが2018年発売のPS4版『ワンダと巨像』だった。オリジナル版のビジョンを忠実に再現しながらもグラフィックを一新し、ちょっとした隠し要素も追加(関連記事)。高い評価を獲得した。

さらに2020年にはPS5版『Demon’s Souls(デモンズソウル)』でもリメイクを担当。DualSenseへの対応や3DオーディオといったPS5ならではの機能も導入し、こちらも好評を得ている。

PS5版『Demon’s Souls(デモンズソウル)』

そんなBluepoint Gamesは2021年にソニー・インタラクティブエンタテインメントにより買収。PlayStation Studiosの一員となり、代表のMarco Thrush氏は当時、オリジナル作品を手がけることを伝えていた(関連記事)。

その後はSanta Monica Studioが手がける『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の開発にも参加。オリジナル作品ついての続報はなかったが、2025年1月にはBloombergが『ゴッド・オブ・ウォー』のライブサービスゲームが開発中止になったことを報じていた。当時はスタジオが閉鎖されるわけではなく次回作が検討されることが伝えられていたが、このたび再び同誌の報道によりBluepoint Gamesが閉鎖されることが明らかとなった。

同誌がPlayStationの広報担当者の証言として伝えるところによると、スタジオ閉鎖は来月に予定されており、約70人のスタッフが職を失う見込みだという。この決定は最近の事業レビューを受けて下されたものだそうだ。

リメイク・リマスターのスペシャリストとして実績を積んできたBluepoint Games。PlayStation Studios入りした後に打ち出す作品は注目されていたものの、世に出ることのないまま閉鎖となった。次なるリメイク作を期待していたファンもいるようで、突然の報せに衝撃が広がっている。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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