絵本世界“社畜化”RPG『さよならエバーアフター』めちゃくちゃ好評集まる。クラファンで1000万円集めた『ペーパーマリオ』風ゲーム、さっそく人気
HypeTrain Digitalは1月23日、アクションRPG『さよならエバーアフター(Escape from Ever After)』の配信を開始した。さっそく好評を博している。

パブリッシャーのHypeTrain Digitalは1月23日、デベロッパーのSleepy Castle StudioとWing-It! Creativeが共同開発したアクションRPG『さよならエバーアフター(Escape from Ever After)』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S。本作はリリース直後からさっそく好評を集めている。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『さよならエバーアフター』は、絵本やおとぎ話の世界を舞台にしたアクションRPGだ。物語の世界に現実世界の巨大企業が進出し、登場人物たちを労働力として取り込んでいくという設定のもと、プレイヤーは絵本の登場人物として企業に雇われる立場となる。業務や任務をこなしながら各地の物語世界を巡り、企業の支配が及んだ童話世界の実情を目の当たりにしていく構成となっている。物語は章ごとに進行し、舞台ごとに異なる登場人物やイベントが展開されていく。


本作の戦闘はターン制を採用しており、行動選択とタイミング入力を組み合わせた形式となっている。各キャラクターは攻撃やスキルを順番に選択して行動するほか、特定の場面ではボタン入力の成否によって結果が変化。攻撃・防御それぞれにタイミング要素が組み込まれており、設定によっては自動化も可能だ。また、バトルでは敵の配置や状態が重視され、前後列の位置関係や防御手段の違いに応じて行動を選ぶ必要がある。仲間キャラクターもそれぞれ役割やスキル傾向が異なり、状況に応じた編成や交代が前提となる設計だ。加えて装備やスキルによるカスタマイズ要素も用意されている。
ビジュアル面は、絵本や紙工作を思わせる表現が採用されている。キャラクターや背景は立体感を抑えたデザインで描かれており、章ごとに異なる物語世界にあわせて雰囲気も変化する。童話調のエリアだけでなく、やや異質な世界観を持つ章も用意され、舞台ごとに演出の方向性が切り替わる構成だ。一方、音楽面ではビッグバンド調の楽曲が使われており、オフィスや物語世界といった舞台に応じて曲調が変化する演出となっている。

そんな本作は1月23日のリリース後、早くも好評を集めている。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約150件中98%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。本作はアートスタイルのほか、ターン制バトルとタイミング入力をかけ合わせた戦闘面でも『ペーパーマリオRPG』のシステムを土台としつつ、戦闘難度の調整幅や敵ごとの防御・耐性表現、ステージごとに変化する状況設計などにより、単なる再現にとどまらない作りとなっている。また、絵本や童話を題材にしつつ、巨大企業という現代的なモチーフを組み合わせた世界観やユーモア表現も特徴であり、傑作へのオマージュが込められつつ独自性も両立されている点が評価されている。
本作を手がけたのは、カナダを拠点とするインディースタジオのSleepy Castle Studioだ。開発は少人数体制で進められてきたとされ、2022年11月にはKickstarterにてクラウドファンディングを実施。『ペーパーマリオ』シリーズにインスパイアされたRPGとして注目を集め、目標額4万カナダドル(約450万円、以下現在のレート)に対し、約1か月で約9万2600カナダドル(約1040万円)の支援を獲得している。
なお、クレジット上では英国を拠点とするクリエイティブ制作会社のWing-It! Creativeが名を連ねており、映像やビジュアル関連などの制作面で協力したとみられる。長期開発とクラウドファンディングを経て正式リリースに至った本作が、今後どこまで評価と支持を広げていくのか、その動向が注目される。
『さよならエバーアフター(Escape from Ever After)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/ Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中だ。リリース記念セールとして、Steamでは2月7日まで定価から20%引きの2240円(税込)で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応している。
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