『あつまれ どうぶつの森』新アプデ後の観光地化が賛否を呼び、“観光客お断りプレイ”がプチ流行。歓迎か拒絶かで揺れる島民
『あつまれ どうぶつの森』のリゾートホテルにおいて、“滞在客が島内を自由に観光して回る”仕様は一部ユーザー間で賛否も寄せられている。

任天堂は1月14日、『あつまれ どうぶつの森』に向けて無料大型アップデートVer.3.0を配信した。本アップデートで実装された「リゾートホテル」の、“滞在客が島内を自由に観光して回る”仕様は一部ユーザー間で賛否も寄せられている。そうした中で、リゾートホテルや滞在客に不満をもつユーザーからはブラックジョーク的なロールプレイも考案されているようだ。
『あつまれ どうぶつの森』は、Nintendo Switch向けに2020年3月に発売された『どうぶつの森』シリーズの作品だ。無人島を舞台に、プレイヤーは必要なものを自分で作りながら島を開拓。さまざまな住民が集まり賑わいを見せる島にて、自分好みに島を飾り付けたり、のんびりと生活を送ったりする。

新たなVer.3.0アップデートでは目玉要素として「リゾートホテル」が実装。かっぺい一家が運営するホテルであり、プレイヤーは客室のコーディネートをおこなったり、DIYした「名物」を納品したりしてホテルを手伝うこととなる。そうしたホテルでの働きでホテルクーポンを獲得可能。クーポンはみやげ屋でノベルティや珍しいアイテムと交換できる。
そしてホテルには滞在客も訪れ、交流も可能。この点は、賛否分かれる要素となっている。というのもホテルには毎日別の滞在客が訪れ、客室内だけでなく島内を自由に歩き回って観光する仕様。既存の類似要素として本作には「キャンプサイト」が存在していたが、こちらは毎日ではなく数日間ごとにランダムで住人が訪れる要素であった。訪れた客はテント内から出てくることもなかった。そのためホテルの滞在客は本作にとって異色の、島民や訪問者以外のキャラをもたらす要素となっている。
つまり定期訪問者や不定期イベントとは別に見知らぬキャラが島を歩き回る要素であり、特にお気に入りの島民を集めていたプレイヤーからの反発も見られる。たとえば鹿系などどうぶつの種類を揃えるようなプレイスタイルの場合に、せっかく統一した島民のなかに滞在客が割り込んでくるといった不満もあるようだ。ホテルの部屋数を制限したり、外に出ないようにしたりといったオプションを要望する意見も見受けられる。
こうしたホテルや滞在客への不満は、ブラックジョーク的な遊び方にも繋がっている様子。たとえばホテルを島民たちで閉鎖して反対運動するかのような飾りつけもおこなう例も見られ、その生々しさからユーザーの笑いを誘っている。また滞在客を狙って落とし穴を仕掛けたという報告もちらほらと存在。島民と違って一期一会になりやすいこともあり、滞在客に嫌がらせをおこなう“排他的な島”も生まれている様子だ。ほのぼのとした本来の作風からかなりギャップのある現象かもしれない。
一方で、リゾートホテルを純粋に楽しんでいるユーザーからは、そもそも批判的な意見が生じていることに驚きの反応も寄せられている。日替わりでさまざまな住民が訪れる点は新鮮さや賑やかさをもたらしている点で評価する声もあるわけだ。また観光客の存在は、見られることを想定して島を飾りつけるモチベーションにも繋がるだろう。
いずれにせよ「リゾートホテル」の評価はユーザー間で割れている模様だ。馴染みのどうぶつたちと静かに暮らしたがるユーザーもいれば、観光客を歓迎して新要素を満喫するユーザーも見られ、改めて本作のプレイスタイルの多様さもうかがえる。“観光地化”を巡る反応として、ある種生々しくもあり興味深い現象といえるだろう。こうしたフィードバックを受けて、今後双方のプレイヤーが遊びやすくなる調整がほどこされるかどうかは注目されそうだ。
『あつまれ どうぶつの森』はNintendo Switchに向けて発売中。また『あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2 Edition』も発売中だ。Nintendo Switch版を所有している場合は税込550円でNintendo Switch 2 Editionへのアップグレードが可能。
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