協力プレイ大群ゾンビシューター『World War Z: Aftermath』に、なんと「ウォーキング・デッド」のリックやダリルなど参戦&「刑務所マップ」も実装へ。相性ぴったりコラボDLC発表

Saber Interactiveは12月18日、4人協力型ゾンビシューター『World War Z: Aftermath』にて、「ウォーキング・デッド」とのコラボDLCを発表した。

Saber Interactiveは12月18日、4人協力型ゾンビシューター『World War Z: Aftermath』にて、AMCのドラマ「ウォーキング・デッド」とのコラボDLCを発表した。2026年1月の配信を予定しており、リックやダリル、ニーガン、ミショーンといった主要キャラクターの参戦に加え、ドラマでおなじみのジョージア州の刑務所を舞台とした新マップが追加される。

『World War Z: Aftermath』は、2019年4月16日に発売された『World War Z』をベースとした協力型シューターの拡張・強化版にあたる作品だ。開発はSaber Interactiveが手がけており、PC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS5/PS4/ Xbox Series X|S/Xbox Oneに対応(関連記事)。クロスプレイおよびクロスセーブにも対応している。本作の累計プレイヤー数は2500万人を超え、Steam版は本稿執筆時点で、2万件を超えるユーザーレビューのうち83%が好評とする「非常に好評」を獲得するなど、根強い人気を維持している。

本作は最大4人での協力プレイを軸としたシューターで、Saber Interactive独自のSwarm Engineによる、大量のゾンビが群れとなって押し寄せる描写が大きな特徴となっている。また一人称視点と三人称視点をいつでも切り替えられるのも特徴だ。キャンペーンだけでも9都市・29マップが用意されており、発売後も定期的に新マップや新武器が追加されるなど、長期的な運営が続けられてきた。近年では、年末時期にあわせて新コンテンツが投入されるケースが多く、今年も新マップが発表された形だ。

注目したいのは、今回発表されたDLCがドラマ「ウォーキング・デッド」との公式コラボレーションである点だ。公開された予告編では、リック、ダリル、ニーガン、ミショーンの4人が新たなプレイアブルキャラクターとして登場することが示唆されている。それぞれのキャラクターには、原作を象徴する武器スキンも用意されるようで、ニーガンの有刺鉄線バット「ルシール」や、ダリルのクロスボウなどが確認できる。

また、新マップとして追加されるのは、ドラマにて重要な舞台となった、ジョージア州の刑務所だ。事前に「刑務所マップ追加」の予告が出ていたことから、ファンの間では同作とのコラボを予想する声も上がっていたが、今回あらためて正式発表されたかたちとなる。映像では刑務所内外の様子が描かれており、登場するゾンビもドラマに登場する“ウォーカー”を思わせる外見となっている。

『World War Z』シリーズに登場するゾンビは高速で走ることが特徴だが、今回の映像ではそうした挙動とは異なる印象も見受けられる。この点から、コラボDLCでは「ウォーキング・デッド」の世界観に寄せた専用のステージ構成や敵挙動が用意される可能性もありそうだ。さらに、体中に鉄の棘のようなものが突き刺さった新たな特殊ゾンビの存在も確認でき、既存のプレイフィールに変化をもたらす要素となるかもしれない。

『World War Z: Aftermath』は、発売から数年を経た現在も継続的なアップデートが行われているタイトルだ。今回は人気ドラマ「ウォーキング・デッド」との大掛かりなコラボレーションとなっており、注目されるところ。DLCの価格や詳細な仕様については現時点では明らかにされておらず、続報が待たれる。

『World War Z: Aftermath』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneにて発売中だ。本作は現在Steamウィンターセールで2026年1月6日まで63%オフの税込2145円で販売されている。

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Motoharu Ono
Motoharu Ono

隠れた名作に目がない一方で、話題作にもすぐ手を伸ばすミーハー気質のゲーマー。『ゴースト・オブ・ツシマ』では本編よりもマルチプレイにハマり、アーマードコアの新作を心待ちにしている。

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