虚淵玄氏・原案脚本のウサギ遺跡探索ロボットアクション『ラスティ・ラビット』、ついに4月17日発売へ。定価を引き下げPS5/Nintendo Switch/Steam同発で

『Rusty Rabbit』は、中年ウサギがロボットに乗って巨大遺跡を探索する、2.5Dアクションゲームである。本作の舞台では、人類が氷河に覆われた地球を去ったあと、数千年を経てウサギたちが地上を支配していた。

NetEase Gamesおよびニトロプラスは1月14日、『Rusty Rabbit(ラスティ・ラビット)』を4月17日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)で、通常価格は税込3278円。発表にあわせて、新しいトレイラーも公開されている。

『Rusty Rabbit』は、中年ウサギがロボットに乗って巨大遺跡を探索する、2.5Dアクションゲームである。本作の舞台では、人類が氷河に覆われた地球を去ったあと、数千年を経てウサギたちが地上を支配していた。彼らは人類を巨人と呼び、残された巨大遺跡を「エントツ山」と呼んで神聖視。聖地を荒らす採掘者は錆掘と呼ばれるようになっていた。

本作の主人公であるスタンプは愛機「ポンコツ」を操る、中年の心をもったウサギだ。彼は錆掘であり、エントツ山での採掘を日課としていた。本作でスタンプは、エントツ山の探索帰りに「BB団」と名乗る錆掘チームと出会い、エントツ山の深部へ挑戦することになる。探索中には、古代の情報端末から別れた娘の記録も発見。娘の足跡をたどり、世界の隠された真実にも迫る、中年ウサギの遺跡探索が繰り広げられる。

スタンプは、ブロックで埋め尽くされて迷宮化した遺跡内を進み、お宝を手に入れていく。スタンプの操るロボットには、採掘系ウェポンや射撃系ウェポンなど、さまざまな武器が装備できるようだ。ドリルで壁を壊したり、ショットガンで敵を撃退したりなど、装備を活用して探索を進めていくのだろう。

トレイラー内では、ワイヤーのようなものを使ってダンジョン内を進むシーンや、壁を垂直に登っていくアクションなども登場。要素としては、パーツや素材によるマシンのカスタマイズや、スキルツリーによる強化も用意されている。本作ではスタンプや彼のロボットである「ポンコツ」を強化しながら、アクションを駆使して遺跡の奥深くを目指すのだ。

本作はNetEase Gamesおよびニトロプラスの共同制作タイトルとされている。原案/脚本については、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などを手がけてきた虚淵玄氏が担当。同氏の描くハードなシナリオと、愛らしいウサギの主人公が融合したアクションアドベンチャーが繰り広げられるという。

また本作では2024年8月に、対応プラットフォームへのNintendo Switchの追加と、2025年への発売延期が発表されていた。今回の発売日発表では、あわせて価格設定が変更されており、通常価格が税込4510円から税込3278円へ変更。商品形態も見直されており、Nintendo Switch向けにはパッケージ版もリリース予定となっている。

Rusty Rabbit』は4月17日に、PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けとして通常価格税込3278円で発売予定だ。PS5/Nintendo Switch版は、1月14日から予約が順次開始予定されている。また2月21日には、物語の冒頭がプレイ可能な体験版が配信予定。公式X(旧Twitter)アカウントでは、Steam版が抽選であたるキャンペーンも実施されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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